「幸せ」の物語を5人の作家が書いているけど、やっぱり伊坂が良い。だって読んでいると思わず付箋を貼ってしまうんだよ。例えば「清水の心は、下手な電池よりも簡単に入れ替わられる」なんて、どこかで使ってみたい。もちろん他の物語も秀逸で雨の日の休日が楽しく過ごせたも事実だ。 また名前に「幸」が付いた作家を選んでいるところもGJなんだが、それぞれの「幸せ」の形を読めるのも良い。 要するに「幸せ」って、不幸と隣り合わせの間柄だけど、ただそっと寄り添うように訪れるってことなんだ。 |
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「Happy Box」伊坂幸太郎、山本幸久、中山智幸、真梨幸子、小路幸也
東日本大震災から一年、「幸せ」について、人々の関心が高まっている――。本書はその「幸せ」をテーマに、ペンネームに「幸」が付く5名の人気作家が書き下ろした短篇小説集。 「weather」(伊坂幸太郎著)は... ...続きを見る |
粋な提案 2012/05/11 17:03 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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思いも形も色とりどりの、五つの“幸せ”を堪能できる作品集でした。 |
藍色 2012/05/11 17:15 |
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