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みんなの「本」ブログ

タイトル 日 時
本屋さんのダイアナ
本屋さんのダイアナ 女性が書く物語は、生々しい描写に戸惑うことがある。男性にはわからなくて、どう読めばいいのだろう。それが母と娘、女同士の間に横たわる微妙さは、全くわからない。 ...続きを見る

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2017/05/14 14:37
鹿の王
鹿の王 まさか、医学系の物語になるなんて、斜め上に行くファンタジーだな。でも免疫学って、自己と非自己を研究し続けると哲学の分野に入ってしまうだろうし。 ...続きを見る

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2017/05/14 14:36
鬼はもとより
鬼はもとより 江戸時代の藩札の話で、当時の経済の回り方や武士の生き方、考え方が面白かったけれども、作者の女性の捉え方のほうが新鮮だった。それは江戸時代の中に男女の違いを入れて、武士の生き方を問うなんて、現代でも通じる時代劇だ。 ...続きを見る

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2017/04/30 22:13
ローカル線で行こう /下町ロケット
ローカル線で行こう /下町ロケット どちらもマイナスの状況から、主人公と社員たちが数々の試練を乗り越えて立て直す、サクセスストーリー。どちらも、ぐいぐいと読者を引きつける文章と展開で、面白かったけれど、「下町ロケット」のほうが、良かった。 ...続きを見る

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2016/08/15 22:34
私の消滅
私の消滅 心の闇の部分にスポットを当てると、引きずられていくのは怖い。精神科医が治療中に患者の心から抜け出せなくなるのは、珍しくないらしい。それは心を研究し続けることでも、同じことなんだろう。 ...続きを見る

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2016/08/05 22:50
火星に住むつもりかい?
火星に住むつもりかい? 理不尽な暴力は、いつもの伊坂だったし、権力側の横暴も伊坂だった。しかし、なぜこのようなテーマを伊坂は良く書くのだろうか?暴力を振るう側の心理状況が事細かく書いてあるし、権力側の極端な圧政も、原発とか基地問題の延長線上で書いているのか、権力に並々ならぬ思いがあるようだ。 ...続きを見る

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2016/08/04 22:22
過ぎ去りし王国の城
過ぎ去りし王国の城 異世界への入り方は、ゲーム好きの宮部みゆきならではの発想だし、面白かったけれど、オチの部分が残念だった。その異世界の成り立ちが、B級ゲームっぽくて、ありふれた展開だったのを、最後に真と珠美の思いを書き込んで、なんとか持ちこたえた感じ。 ...続きを見る

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2016/08/03 22:42
トムは真夜中の庭で
トムは真夜中の庭で 中日新聞の書評が面白そうだったので、近所の図書館から借りて読んでみた。やはり、翻訳特有の読み難さがあって閉口した。たとえば次のような文章が、至るどころに出てくる〜 けっきょくおばさんは、むねのうちにあったいちばんものやわらかいこごとさえも口にしなかった。 ...続きを見る

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2016/07/09 22:15
殿様の通信簿
殿様の通信簿 江戸幕府の隠密が諸藩の殿様を調べた書物を元に、面白可笑しく現代文に直した本だった。しかし、当の殿様も約300年後の日の本で、自分の性状を公にされると思ってもいなかっただろう。それだけでも笑えてくるが、だが殆どが女好きに終始するのも、今も昔も変わっていない。 ...続きを見る

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2016/06/25 23:04
ヨハネスブルグの天使たち
ヨハネスブルグの天使たち 初めはDX9の登場にびっくりして、その箇所は読み直したけれど、全体的にギミックの説明が簡素なので、少々わかりづらい。最近は年を取ったせいか、テーマを読者に投げつける描写もしんどい。 ...続きを見る

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2016/04/05 22:07
アイの物語
アイの物語 アンドロイドもののSFは好きで、この本もその類かと思ったら、SF的対人論だった。そうギミックにSFのツールを使うことで、逆に人の本質を描く方法は、ファーストガンダム世代には馴染みやすい。 ...続きを見る

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2016/03/10 22:34
アウトラインプロセッシング入門
アウトラインプロセッシング入門 ワードやパワーポイントでアウトラインの参考になるかと、キンドル版を購入したが、良い意味で裏切られた。そんな些細なためのものではなく、まさに考え方を変えるマニュアル本だった。 ...続きを見る

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2016/02/11 22:17
ずるい考え方
ずるい考え方 kindleで安かったから買ってみたが、あっという間に読み終えた。しかしこのずるい考え方「ラテラルシンキング」は面白かった。ノーマルなロジカルシンキングの対極にあって、水平思考とも訳されるが、固定観念や条件に束縛されない方法で、面白く思考すれば良いらしい。 ...続きを見る

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2016/02/02 22:10
母親ウエスタン
母親ウエスタン 本との出会いは不思議だ。ちょうど今の自分に必要な本なら尚更だ。他者との関係は、それが母と子であっても依存しすぎるのは危険だ。それなのに、人は他者との関係にエネルギーを費やしてしまう。だからその呪縛から逃れないと、晩年は悲惨だ。 ...続きを見る

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2015/11/21 23:50
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。 Kindle日替わりセールにて599円で買ったが、今まで読んできたハウツー本とは一線を画していた。大体のハウツー本は、成功者の体験談を元に書かれているので、凡人にはリアリティがなかったり、面白くない課題を通してリアリティのない目標を立てたりと、どれもこれも似通っていたが、このハウツーは凡人な自分でも、もしかしたら?と思える本だった。 ...続きを見る

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2015/11/08 23:08
散り残る
散り残る 良い、いいな。時代劇の三角関係という設定は珍しかったけれど、現代のようにしつこくなく、さりとて青春ものような甘酸っぱさも無かったのが、良かった。そう、大人の駆け引きが程よい重たさで読めるのが、良かった。 ...続きを見る

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2015/11/07 22:02
フライ・バイ・ワイヤ
フライ・バイ・ワイヤ ミステリとしては、犯人の動機に共感は得られなかったけれど、ロボットを通しての人との繋がり方は、未来的なのに現代人にもシンクロできて面白かった。それにしても生身での情報伝達とそれ以外の情報伝達の差は、今後の社会構成をどのように変えていくのだろうか? ...続きを見る

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2015/11/04 23:24
薫香のカナピウム
薫香のカナピウム ザブングル的な物語だったが、SFやミステリーのネタ元はどうしても被ってしまうのは仕方が無く、あとは描写とか展開とかテーマの持ち味で、楽しめるかどうかだろう。遺伝子に組み込まれている呪縛から、生きる意味を考えることなんだろうけど、自分にはその解答は分からなかったな。 ...続きを見る

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2015/10/25 21:58
どろにやいと
どろにやいと 読みやすい文章なのに分からない物語だった。心地よい読感だったけど、読後感は良くなかった。たぶんこの手の本は、何かと置き換えて読まないと意味不明なんだろうが、読み手にお問い合わせするのは、何だか落ち着かない。 ...続きを見る

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2015/10/15 22:19
国道沿いのファミレス
国道沿いのファミレス 簡単に一緒に寝るなんて違う世界の話だと思っていたが、後半になって肉欲的な繋がりと心の繋がりを身近に描いた世界のお話だった。そこには恋人と息子に対する愛し方を、生々しく描かず、淡々と問われているとも思った。 ...続きを見る

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2015/10/10 23:13
[映]アムリタ
[映]アムリタ 究極の映画の話なのか、それともSF的な殺し方に驚くべきか、あるいはミステリーに満足すべきか迷ったけれど、結局トリックのメカニズムが天才で済ましているのが不満だった。でも、SFとトリックの応用で、殺し方の定義を考えさせられるなんて思っても見なかったよ。 ...続きを見る

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2015/10/08 22:41
フェッセンデンの宇宙
フェッセンデンの宇宙 どこかで読んだようなデジャブを感じた。古典を読めば、原点との出会いも多くなる所為だろうけど、翼の意味や夢と現実の違いがSFの王道だと再確認した。子供の頃、空を飛べた意味も、今なら分かる。 ...続きを見る

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2015/10/04 22:33
翼を持つ少女
翼を持つ少女 本でバトルするところを見てみたい。SFをメインに本の紹介で競う物語で、キャラやプロットとも抜かりがないのだが、最後のバトルは不釣り合いな感じがした。この流れなら、スパイスは少なめのが読みやすい。 ...続きを見る

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2015/09/27 22:33
紙コップのオリオン
紙コップのオリオン おじさんには青春ものは、羨望と郷愁が混ざり合った読後感が多いけど、この本は素直で最後は、爽やかに終わるから気持ちが楽になったよ。この歳になると、重たい青春ものは胃にもたれるようになってきたからな。 ...続きを見る

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2015/09/26 22:35
ランチのアッコちゃん
ランチのアッコちゃん 自分の人生に影響を受けた人って、あまりいなかったよな。小説のような上司や先生なんていなかったし、ましてや生き方さえも変えた人と出会ったこともない。今後もそんな人とは出会えない気がするから、本との出会いを大切にしたい。 ...続きを見る

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2015/09/08 22:44
鯖猫長屋ふしぎ草紙
鯖猫長屋ふしぎ草紙 時代劇で、義理人情の長屋ものは定番ではあるけれど、謎解きとそこに住む猫が軸になって描かれ、動物と人との駆け引きが面白く、特に犬が出てくるお話にはホロッとしたよ。しかし、目の色の中で榛色があるなんて初めて知ったな。ちなみに「はしばみいろ」と読みます。 ...続きを見る

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2015/08/23 21:59
家族シアター
家族シアター 短編集なのに物語の展開といい、そこに生まれる心の移り変わりも、相変わらず上手く描くよな。家族って近すぎるから憎しみ易いけれど、大切な存在だから、読んでると心が疼くよ。 ...続きを見る

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2015/08/02 22:47
怒らない練習
怒らない練習 年を取れば、怒りっぽい性格も直っていくかと思ったが、改めて息子から怒りっぽいと指摘され、落ち込んでいたので、試しにこの本を読んでみた。 ...続きを見る

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2015/07/29 22:39
夢幻花
夢幻花 東野圭吾にしてはあまり面白くなかった。面白い東野圭吾本は、殆どが犯人や被害者、そして刑事役の人たちに心揺さぶる背景があるのだけれど、この本にはそれが足りなかった。黄色い朝顔に固執して、その他の展開が早足だったと思う。 ...続きを見る

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2015/07/24 22:44
有頂天家族 二代目の帰朝
有頂天家族 二代目の帰朝 7年前に読んだ前作は面白くなかったのに、その続編は面白かった。相も変わらず同じような物語なのに、何故だろう?たぶん、男女のくっつき方がぶっきちょうで、唐突な告白の成り行きに、しんみり来た所為かな。 ...続きを見る

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2015/07/18 22:57
海うそ
海うそ 人との繋がりの濃さを母親以外の握り飯で表現した文章は、あの子どものころの違和感というか、遠い記憶を呼び起こしたよ。でもそれは人間関係おいて何かの境を超えた行為らしいけど、そうであるなるばSNSのような安易な人との結びつき方に、自分が馴染めない理由が何となくわかった気がした。 ...続きを見る

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2015/07/14 22:22
桜ほうさら
桜ほうさら やはり、宮部みゆきの時代劇は自分に良く合う。苦しいことも楽しいことも、悲しいことも嬉しいことも、宮部みゆきならすんなり入る。例えば・・・人は目でものを見る。だが、見たものを留めるのは心だ。人が生きるということは、目で見たものを心に留めていゆくことの積み重ねであり、心もそれによって育っていく。・・・ ...続きを見る

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2015/05/23 11:47
図書館の魔女 烏の伝言
図書館の魔女 烏の伝言 前作と違ってエピソードの山が一つしかない。だからその山がてんこ盛りだった前作と比べると、物足りなさを感じるけれど、後半の怒濤の流れは流石だ。言語と言葉、言葉と知能、知能と文字、作者の文字に対する思いが前作と同じく伝わってくる。 ...続きを見る

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2015/04/05 22:14
まほろ駅前狂騒曲
まほろ駅前狂騒曲 しをんさんが描く男女って、凄くストレートというか、あっけなくくっつくよな。もちろん、結ばれる前の青臭さは微笑ましいけれど、そんなまどろっこしくない男女の描写が好きだ。それでも、他者を傷つける愛が存在しているのも事実だけどね。 ...続きを見る

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2015/03/12 22:34
まるまる毬
まるまる毬 暴力とか、殺人とか、不倫とかそんな派手な話はもういい。地味に、真っ直ぐにコツコツと生きていく話が好きだ。もちろん理不尽な話もあるし、利口でないと知りながら、純粋な欲に抗えない時もあるけれど、それでも一所懸命生きていく登場人物たちが大好きだ。 ...続きを見る

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2015/01/28 23:02
神様の裏の顔
神様の裏の顔 構成そのものがミステリだったけど、良くこんな物語を考えつくものだ。さすが横溝正史ミステリ大賞なのも頷ける。亡くなった仏さんを(いや神様か?)をモチーフにして、初めはミステリには見えなくて、それでも読み終わるとミステリになっている面白い本だった。 ...続きを見る

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2015/01/17 22:35
ハケンアニメ!
ハケンアニメ! 指揮者の恋愛よりも絶対アニメ作りの方がリア充だ。やっぱり真っ直ぐな女性を描く辻村深月の方が好きだな。繊細さのない場所でもわかってくれる人や、わかってくれてる作品と出会えるしあわせは、ほんとリア充だ。 ...続きを見る

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2015/01/10 23:09
冥の水底
冥の水底 いつもの怪奇系のお話の中に、ミステリーと純愛を混ぜた骨太の物語だった。読み応え十分の長編ではあったけれど、今までの朱川さんの短編に比べると完成度は今一歩だったかな。それでも「エイヨウいっぱいの風」という優しい表現は、さすが朱川さんですね。 ...続きを見る

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2015/01/03 22:13
悟浄出立
悟浄出立 風太郎に続いてシリアスの内容、というかもう阿呆成分が全くなくて司馬遼太郎を目指しているかな。そういう肚で読まなかったので戸惑ってしまったけれど、最後の「父司馬遷」は読み応えあった。しかし万城目学でなかったら読んでいなかっただろう。 ...続きを見る

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2014/12/20 22:16
首折り男のための協奏曲
首折り男のための協奏曲 読み出すといつものいじめが始まるので、気分が滅入っていると読み飛ばしたくなるのだが、ストーンと急に終わるので安心する。その後は関連性があるようで無いような短編が続くけれど、物語の可笑しさはいつもの伊坂節なので大丈夫だ。 ...続きを見る

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2014/12/16 23:05
ホリデー・イン
ホリデー・イン 好きなシリーズの本だったのに、面白くなかった。何故か読めば読むほど冷めていく。一体この白々しさは何だろう。感性で訴えてくる、自分自身に酔うような文章が、突然受け付けなくなることがあるのだろうか?これはもう読者が若くないってことなのか? ...続きを見る

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2014/12/02 06:17
とっぴんぱらりの風太郎
とっぴんぱらりの風太郎 万城目学にしては、えらいシリアスというかハードボイルドというか、突き抜けた阿呆さ加減が少なめな物語だったな。もちろん変な神様は出てくるけれど、あんまり役に立っていないし、逆にトラブルメーカーだもんね。やはり、底抜けな阿呆の方が好きだ。 ...続きを見る

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2014/11/25 23:16
ガソリン生活
ガソリン生活 小憎らしい子供と理不尽な暴力は伊坂の定番。そしてそこに緑デミたちの会話に、ガンダムとフランク・ザッパが織りなす定常運転の伊坂物語。次回はシド・バレットを出してほしい。 ...続きを見る

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2014/11/06 06:07
伝説のエンドーくん
伝説のエンドーくん 中学の校舎の落書きが、これからのきっかけを作っていく。それは生徒よりも先生の方へと大きく関わっていくけど、その落書きのきっかけとなったのが、その中学の生徒だった伝説のエンドーくんだった。 ...続きを見る

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2014/10/28 06:25
ひろいもの
ひろいもの 出だしのお話だけでは面白く感じられないけれど、次のお話、そのまた次のお話と連作になっている物語を最後まで読み続けていると、すべてのお話が心に染みてくるんだよな。そんな摩訶不思議な本だった。 ...続きを見る

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2014/10/25 23:34
ターミナルタウン
ターミナルタウン いつもの三崎ワールド物語。影なき人と隧道士が存在する世界を普通に描くところが、作者の真骨頂。象さんも話に出てきて懐かしかったが、少し物足りなかったな。たぶん人間くさかった分、ファンタジーが脇役になった所為だろう。 ...続きを見る

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2014/10/11 20:43
注文の多い注文書
注文の多い注文書 幻想的な本が楽しめるのは、流れるような文章が必須だと思う。読者が阿呆でも何故かつっかえずに読めてしまう、そんな分からなくてもページがめくれてしまう幻想的な本です。 ...続きを見る

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2014/09/27 23:10
金色機械
金色機械 それぞれの登場人物たちの物語が、金色様へつながっていく展開は、絶妙で面白かった。なのに物語が一つになった後は普通だったな。それでも作者の思いは次の台詞に集約されるのだろう・・・「敵も味方も、何れは混じり合い、その子らは睦み合い、新たな世を造るでしょう」 ...続きを見る

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2014/09/23 21:49
神のみぞ知るセカイ 26巻(ネタバレ注意)
神のみぞ知るセカイ 26巻(ネタバレ注意) 桂馬が選ぶヒロインは、「天理」か「ちひろ」のどちらかだと思ってみたものの、四分六で「天理」かなと予想していたのだが・・・・。 ...続きを見る

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2014/09/17 23:32
おもいでエマノン
おもいでエマノン すべての記憶をもっている、忘れられないというのは残酷だ。只でさえ恥ずかしい記憶に押し潰されそうになるのにね。それでも歴史が人類や生命全体の「おもいで」になっていく葛藤は、SF的人生観だよな。 ...続きを見る

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2014/08/24 22:56
Know
SF小説の面白さの一つに、未来が感じられることだけど、その未来は悟らなければ知り得ないことなんだ。だから良質なSFに出会えると、哲学が感じられるのも面白さの一つでもあるよね。 ...続きを見る

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2014/08/19 22:41
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
やはりどのジャンルでも古典は、読みづらい。特に昔の翻訳もの特有の、あの長い説明的修飾は、日本語になっていないので苦労する。それでも「ブレードランナー」の原作となったこの作品には、SFの原点を内包しているから、そのルーツを感じるのは面白い。 ...続きを見る

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2014/08/13 22:53
オール・ユー・ニード・イズ・キル
映画は原作のコンセプトを拝借しているだけで、展開そのものはまるで違った。そこはハリウッド的な流れと、日本的な流れの相違だろう。それに原作はSF特有な暗さもあったから、クライマックスの演出で原作と映画の違いが際立った。それでもケイジとリタの切なさは同じだけどね。 ...続きを見る

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2014/07/30 22:30
at Home
毎年玄関の軒先で、ツバメの子育てを見ていると、幸せに思える瞬間って、餌を与えている時だと思う。だって無条件に愛を注ぎ込んでいる瞬間でもあるし、見ているこちらも幸せに感じるのだからね。そんな家族の幸せを見つめ直す本だった。 ...続きを見る

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2014/07/24 22:46
MISSING
「死」を考えることは、今までの自分の生き方を問い直すことでもある。だから残された人にとっては、共に生きてきた時の想いを持ち続けることで、「死」を問い直すことが出来るのだろう。 ...続きを見る

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2014/07/22 22:34
ストロベリー・ブルー
もうノスタルジックに青春を読むのは辛くなったな。ちょっと前までは、青臭い恋に郷愁を覚えたんだけどね。未熟な故に傷つけてしまう自分や傷つけられる自分とか、焦燥感とかね。 ...続きを見る

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2014/07/19 23:08
さいはての彼女
今まで成功していたものが、挫折によってその成功が幸せだったかどうか、問い直す物語。ただ、キャリアウーマンと恋愛というベタな対比は食傷気味だが、20代、30代の女性には勇気づけられるかも。しかし、この手の本に感動するのは、自分は歳をとりすぎた。 ...続きを見る

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2014/07/18 23:23
帝国の娘
一見の読者には、ファンの書評とのギャップが大きいかもしれない。それとも親父には合わなかったかもしれない。読んでいて目新しいものはなく、どこか既視感を覚える本だった。たぶん十代に読むべき本だろう。 ...続きを見る

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2014/07/17 21:58
天使と悪魔
冒頭から出てくる「反物質」の描写が、いかにもB級SFっぽいし、ストーリー展開もB級っぽい。何せ描写が大げさな割に細かなディティールが雑で、ハリウッド的なエンターテイメントに白けてしまう。ただ、ローマ観光本として割り切って読めば、逆にそれはそれで面白い。 ...続きを見る

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2014/07/10 22:30
かがやく月の宮
最後の最後までこの本の流れに乗れなかったな。所々で引っ掛かってスムーズに読めなかったのと、すべての登場人物に共感できなかったせいだろう。自分が共感できるいにしえの人々は戦国時代までかな。それ以前になるとそれはもうファンタジーだよね。 ...続きを見る

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2014/04/19 22:40
サクラ咲く
初心者向けのSFから始まって、自己嫌悪の塊だった思春期の想いを本と唄に託し、最後は自分が学校の主役じゃないことは知っているけれど、それでも学校を俺たちのものにしていくお話だった。 ...続きを見る

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2014/04/10 22:46
死神の浮力
理不尽な暴力の中でのコメディは相変わらずの描写だな。しかし、人にとって死ぬことは最悪ではないと思えてくるから不思議だ。そう死神と会って心が満たされていくのなら、それも有りだよね。 ...続きを見る

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2014/03/28 23:05
麒麟の翼
しかし東野圭吾の本はどうしてこんなにもするすると読めるのだろう?リズムが合うのかあっという間だったよ。とりあえずお気に入りの文章をメモ「もし世の中を甘く見ているのなら安心だ。どこにも光がないと絶望しているほうが、よほど心配です」 ...続きを見る

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2014/03/19 23:04
恋しぐれ
時には生々しくなる恋も句にしてしまうと、切り取った絵みたいに清白になるな。しかし万葉集の時代から恋を歌にしてしまうのは、どうしても抑えきれない何かが恋にはあるんだね。そんな温故知新を感じた本でした。 ...続きを見る

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2014/03/11 22:42
奇跡
この本は自分には合わなかったな。読んでいても中心からずれていくようで、これは作者との感性が合わないのか、世代間の差なのだろうか。それでも九州の電車はいろんな形や色彩があって楽しいんだけどね。 ...続きを見る

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2014/03/10 22:19
泣き童子 三島屋変調百物語参之続
好きなシリーズの第三弾も面白く、業と怪が怖くもあり、切なくもあるお話。特に最終章の「節気顔」は様々な想いが交差して、死んでいったものも残されたものも同じ想いがあの世とこの世にあるんだな。 ...続きを見る

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2014/03/04 22:50
書楼弔堂 破暁
久々の京極節が読めてうれしかった。本を題材にした物語だけど、人の心を解き明かすのが相変わらずで気持ちいい。文字は呪府、言葉は呪文、これこそが京極の世界。そう心は見えないけれどあるのです。 ...続きを見る

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2014/02/23 22:47
政と源
べたな設定だけどしをんさんの文章は優しいし、最後はいつもの様にほっこりするから好きだ。しかし親友ってもんは下町がよく似合うけれど、子供の頃から死ぬまでお互いにそこで生きてゆけるのは、もうそれはファンタジーだよな。 ...続きを見る

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2014/02/20 22:46
黄昏の旗
こういう朱川さんは好きだな。ほろっとするようなお話があるかと思えば、可愛いのがあったり、面白かったり、ちょっとブラックだったり、怖かったりして、でも心の何処かをフワッと触れるんだよね。 ...続きを見る

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2014/02/15 23:07
箱庭旅団
昔の朱川さんに戻ったような本だったな。短編の連作で不思議系のなかに、表と裏が面白おかしく、時には悲しく描かれている。疲れた脳を癒すのにちょうど良い本だよ。 ...続きを見る

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2014/02/01 23:00
双頭のバビロン
2段組の分厚い本でかつ難解な言葉と場面の切り替わりに戸惑い、理解しようとじっくり読んでも自分の頭ではついて行けなかった。もしかしたら展開と文体が今の読書にあわなかったせいかもね。 ...続きを見る

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2014/01/28 22:11
図書館の魔女
言葉を紡ぐことによって面白い物語が出来上がるのを改めて実感したよ。分厚くて、難しい漢字も出てくるのにページをめくるのが楽しくてしようがなかった。作者の知識に脱帽し、言葉の意思を感じ、まだまだ面白い本を読み倒していない自分が口惜しかった。 ...続きを見る

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2014/01/18 23:31
幻坂
不可思議系の小説で前半はリアルの中の怪が普通すぎていたが、後半は怪が大坂に溶けこんで良かった。やはり怪と心がシンクロすると重みが違う。しかし天王寺七坂へ行ってみたくなる本だな。 ...続きを見る

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2013/12/30 23:22
駅物語
かつて息子のプラレールにはまった読者ではあるが、この本は所々予想とは違った展開に戸惑った。作者の取材努力は想像できるのだけど、主人公の成長物語としては消化不良気味というか鉄道を生かし切れていない気がした。 ...続きを見る

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2013/12/22 23:07
まりしてんァ千代姫
宗茂様とァさんの謂われが知りたくて読んでみたが、歴史小説としては浅すぎるだろう。登場人物たちと歴史との関わり方に必然性が見当たらない。特に戦の中での夫婦愛が全然軽い。その点「功名が辻」の千代さんと一豊の掛け合いは面白いんだよな。 ...続きを見る

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2013/12/14 21:56
神去なあなあ夜話
好きな本の続編はもう読むしかないわけだが、相変わらずの軽快なテンポでつるつると読んでいける。特に神さまを信じると、心に住み着いていつも自分を見ているらしい。だから「言葉や行動、嘘や本当」を神さまは遠い空の彼方から見ているんじゃないよ。 ...続きを見る

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2013/12/08 23:04
聖なる怠け者の冒険
正義の味方と怠け者はどちらが幸せなんだろう?生き甲斐って言うのは人に認められてなんぼかな?それにしても相変わらずの森見節全開の馬鹿馬鹿しさは健在なのだが、段々と文体が落ち着いてきたな。 ...続きを見る

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2013/12/03 22:29
島はぼくらと
ほんわかした内容だったな。切れ味鋭い対立の描写が無くなって、特に女同士が薄まって対立の中でも繋がりを模索していく展開だった。特に「この幸福に追いつかない気がする」との表現は今までにない作者の思いを見た気がしたよ。 ...続きを見る

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2013/11/23 23:34
夢のカルテ
夢の中で人を好きになったことはないけれど、そもそも夢の内容を人に話すことも滅多にないよね。それでももし夢が共有できたら好きになってしまうのかな?しかし人を思いやるやさしい心には哀しみもつきまとうから逆に辛くなってしまうかもね。 ...続きを見る

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2013/11/17 22:33
東京ダンジョン
地下鉄テロを題材にしたサスペンスと思いきや、何故か社会派小説に変わっていった。テーマとしては息子が就活していたので共感持てたけれど、物語としては軽く社会派にしては説得力が無かったかな。 ...続きを見る

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2013/11/14 23:02
ラブレス
飲んだくれの親父とDVと貧しさから始まったので苦手な小説と思いきや、読み終わったときの余韻は今までの読書には無かったものだった。しかし好きとか惚れるとかじゃなくて、「いとおしい」みたいな思いを宗太郎には抱いていたんじゃないかな。 ...続きを見る

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2013/10/26 17:31
雪と珊瑚
わざわざ嫌いな人間にその理由を手紙に書いて送りつける行動が理解できない。作者はそんな特定の相手にかける感情の容量が他に比して大きいのを、恋とか愛とか憎しみと呼んでいた。だけどそれが人生を大きく変えるんだよな。 ...続きを見る

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2013/10/20 18:54
ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓
まったく殺人が起きない刑事物。でもそこには被害者、加害者、そして刑事の思いが錯綜していく。あー、こういう小説は好みだ。特に事件を通して語られる妬みや怒り、そして哀しみの描き方は女性ならではのリアリティさを感じるね。 ...続きを見る

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2013/10/12 22:19
復活するはわれにあり
ごめん、男臭すぎて自分には合わなかった。やはり男の矜持は横山秀夫や佐々木譲までだな。 ...続きを見る

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2013/10/05 21:51
想像ラジオ
後世に伝え続けなければいけないけれど、深い悲しみは言葉を拒む。心にあるうちは本物の気持ちだと思っているけれど、言葉にした瞬間、装飾され、怪しくなる。だから死者を語るなら辻村深月の「ツナグ」とか京極夏彦の方がいい。 ...続きを見る

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2013/09/28 23:49
55歳からのハローライフ
もがいてもがき廻るのは青春だけの特権じゃない。逆に老いて先が見えてしまった年代こそ相応しい。仕事や夫婦の先が見えてしまった老後に明るい未来が想像できる?それでも自分はどんな人生を生きようとしているのかと考えている人と、まったく考えないひとでは違うんだよな。 ...続きを見る

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2013/09/23 17:57
楽園のカンヴァス
この物語は作者の徹底した取材と意気込みでできあがっている本だよな。ただ絵画の知識がない所為か作品に対する想いがわからず、どこか違う世界の話しのようだった。 ...続きを見る

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2013/09/14 22:56
ピンクの神様
服を基準に友達作りという発想は女性らしけど、女同士のつきあい方って難しそうだな。この小説も読むにつれて深くなっていくけれど、一番やっかいなのは男女関係なく、大きな世界で体を張って生きていると自負している奴だね。 ...続きを見る

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2013/09/07 23:22
幸せの条件
この本は、東日本大震災に対する作者なりの回答なんだろうな。いろんな問題に対して作者は農業に答えを見いだそうとしているけれど、正直熱くなればなるほど逆に引いてしまったところもあったよ。物語としては面白いんだが、現実とフィクションのギャップに戸惑いを感じてしまうんだな。 ...続きを見る

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2013/09/04 22:48
CUT
「風立ちぬ」と渋谷陽一の組み合わせが面白そうだったので、「月刊カット」を買ってみた。そして肝心の記事の内容は、全くかみ合っていない。でもそれが渋谷陽一らしいところでもあるので却って面白い。質問と答えのちぐはぐさは秀逸だと思う。 ...続きを見る

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2013/08/30 22:03
マスカレード・ホテル
良質なミステリー小説だったな。それにしても東野圭吾ってよくネタが尽きないね。今度はホテルが舞台の刑事物で、その謎解きの演出がうまい。それにホテルマンとしての葛藤も良い味出ているし、さすが流行作家の筆力だ。 ...続きを見る

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2013/08/28 22:22
リカーシブル
ミステリーとして読むか、謎解きとして読むかで、面白さが違ってくる本だな。自分は米沢穂信なのにミステリーとして読んでしまったから、後半の心地よい戸惑いが面白かったよ。要するに、この世には不思議なことなど何もないんだね。 ...続きを見る

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2013/08/24 22:18
クローバー・レイン
自分の好きな本を自分の気になる人が好きなるって、うれしいよね。だけどなかなかそんな機会は少なくて、例えばカミさんは村上春樹や伊坂は苦手だし。それでも好きな本で語り合えることって、素晴らしいことだよね。 ...続きを見る

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2013/08/20 22:33
64
読み終わった後の充実感は半端じゃない。久しぶりに読み応えある小説に出会えたよ。警察組織の中で矜持を持つことは下手な生き方なのだろう。組織内のどろどろした対立が正義の意味をも変え、個人の正義が流されていくのだから。それでも矜持にしがみついて生きていく姿がめちゃくちゃ格好いい。 ...続きを見る

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2013/08/09 23:37
たんぽぽ娘
ビブリアつながりで「たんぽぽ娘」を読んでみた。翻訳特有な言い回しが気にならなければ、SF特有のオチにノスタルジーを感じるよ。特にこの新しく出たこの本はボーイ・ミーツ・ガールものだから余計そう思うんだけどね。しかし典型的なSF好きな男の趣向?それともオタクの古典とも言えるかも。 ...続きを見る

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2013/08/04 22:14
残り全部バケーション
まるで繭美の蹴った10回目のキックのような終わり方だったな。物語全体も「バイバイ、ブラックバード」に似ているしね。ただ、溝口さんよりは繭美の方が魅力的だったから、読み終わった後の余韻は少なかったよ。でもいつもの馬鹿馬鹿しい会話の中のふと出る真面目さと、理不尽の中の救いは伊坂だよな。 ...続きを見る

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2013/07/23 22:18
ナミヤ雑貨店の奇蹟
さすが東野圭吾、本の上手さに舌を巻いたね。相変わらず奇蹟のプロットを上手く演出して読者を泣かせるんだからな。しかしあんな構成をどうやって生み出していくのだろう。それぞれの伏線をうまく絡めて、最後は綺麗に終わらせるなんて本当こころ憎いよ。 ...続きを見る

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2013/07/18 22:00
結婚
結婚で幸せになれるのか?それとも結婚はしない方が幸せなのか?こればかりは結婚してみないとわからない。しかし作者は結婚には否定的なのか、物語すべて嘘で満たされている。 ...続きを見る

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2013/07/12 22:47
夢違
夢を題材にした古典的なSFだと思うけれど、重厚感が足りなかったかな。夢を扱うと必ず夢と現実の境界が曖昧になるのが王道で、これに対する答えが作者の力量となる。だからこの本はSFとしては軽いね。 ...続きを見る

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2013/07/07 22:46
おまえさん
お気に入りの弓之助シリーズ第三弾なんだけど、本流の謎解きには必然性が無くて、逆に支流のエピソードの方にそれぞれの想いが込められているよね。「心のあるうちは、これこそ本物の自分の気持ちだと思うのです。でも口に出すと、とたんに怪しくなります。本音だと信じたい思いだけが残って、意固地になります」 ...続きを見る

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2013/07/02 22:35
最果てアーケード
ハッピーエンドじゃないと面白くないなんて思うほど若くはない。年を取れば取るほど失うことも多くなるから、そのぶん想い出は多くなる。だから切ない気持ちは嫌いじゃない。 ...続きを見る

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2013/06/14 23:34
あと少し、もう少し
襷とかバトンの話しは燃えるよな。ベタな題材故に作家の力量が問われることにもなるんだけど、瀬尾まいこさんの文章は読みやすくて、重たくもならず、かといってそんなにも軽くない。絶妙なバランスが読んでいて気持ち良かった。 ...続きを見る

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2013/06/11 22:39
ウエストウイング
読むのに時間がかかった。自分には合わなかったのか、もしくはその時の精神状態に寄るのかもしれないとも思った。ただ次の文章は琴線に触れたね。---日曜の昼間に、・・・部屋に寝転がって、どうしようもなく暇だなあと思いながら、それでいて何もする気がしない苦痛にも似ている。 ...続きを見る

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2013/06/06 22:09
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
好きな作家の文書って、理解できないのに頭にすんなり入っていく感覚が良いよね。自分にとって村上春樹はそんな数少ない作家だ。でもうちのカミさんは全く受け付けないんだよな。だからどうしてこんなにも惹きつけられるのが謎なんだ。 ...続きを見る

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2013/05/26 22:44
佐渡の三人
この本はエッセイなのかな。淡々と物語が進むけどそれも納骨するだけのお話を3回も書いている。一族の存在に戸惑っている作者を読んでいると、親とか祖父母、おじ、そして引きこもりの弟、全てをひっくるめて親戚の死に向き合うことで、淡々と生きていくことを確認したみたいだ。そう、生き残った人々が死んだ人の実感を持てばいいらしい。 ...続きを見る

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2013/05/03 22:40
七夜物語
恩田陸も書いてあったけれど、子どもの頃に読むべき本って絶対あるよな。自分自身が嫌いだった自分、違う自分になりたかった自分、完璧を目指していた自分、そんな混沌とした心を持て余していた子どもの頃に、この本を読んでいれば自分はどうなっていただろう? ...続きを見る

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2013/05/02 23:23
1000ヘクトパスカルの主人公
安易な恋愛小説と思っていると、途中から大人になるための道程が描かれていくから良い意味で裏切られる。「空」つながりで物語は進んでいくけど、そこには限られた選択肢の中で自分を納得させながら、折り合いをつけてゆく登場人物たちがいて、今を選んだ自分と向き合うことになるよ。 ...続きを見る

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2013/04/23 23:01
空飛ぶ広報室
有川浩にしては甘さ控えめだけど、自衛隊と広報という一見アンマッチな部分が面白かった。軽さの中に組織のあり方をさらっと物語に入れ、自衛官の葛藤もすんなりと読めた。願わくば空井とリカが結ばれますように。 ...続きを見る

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2013/04/14 23:30
夢より短い旅の果て
へェ-、鉄子だったんだ!柴田よしきって。しかし、この本を読んだら氷見線と飯田線に乗りたくなったよ。鉄道の旅はいろんな速さで人生を送っている人たちをいっぺんに乗せて、同じ時間の流れの中でいろんなものを見たり考えたりできるんだな。 ...続きを見る

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2013/04/06 23:22
大きな音が聞こえるか
経済的に恵まれた高校生が、アマゾンの終わらない波に乗る物語。小生意気な主人公が大人になっていくお話しで、王道と言えば王道なんだけど、この手の青春ものを読むたびに後悔ばかりしていた。でも主人公の言う成りたくない大人に成った自分を見ていると、逆に何かを見つけなきゃと思えるようになったな。 ...続きを見る

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2013/03/31 22:23
これからの「正義」の話をしよう
冲方丁が選んだお薦め本の3冊の中にあったので読んでみた。1ページにびっしり詰まった文字とその長文に閉口したけれど、数多くの天才たちが挑んでもその命題に一つの解は出てこない。でも正義と自由と道徳を考えるのは、物語を生み出す必然でもあるな。 ...続きを見る

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2013/03/27 22:52
ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔
前巻でのマンネリ感は消え失せ、今回は盛り返してきた。ミステリーそのものが楽しめたし、乱歩に相応しい謎解きも中々だった。それにしても読者が物語に入り込む感覚も「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと」のようなものだよな。 ...続きを見る

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2013/03/12 22:49
真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生
親に対する子の想いは複雑だ。特にその親が人並みじゃなかったら尚更だけど、その親と生きてきた世界の基準でしか考えられないから、余計にややこしい。だから理解し合えるなんて幻想なんだよね。例えば善意なんて、悪意よりも理解されがたいし、煙たがられることが多いからな。 ...続きを見る

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2013/03/07 22:39
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願う事
そっか、主人公は姫神じゃなくて泉水子だから、最後はこうなるよね。内気な性格が人間嫌いの表れでもあって、怖がる気持ちをなくそうとすると、それが怒りや攻撃に繋がる。だけど一つの側面だけで決まるわけでもなくて、多面的に考えるようになれば追い込まれる事はない。それらの全てを深行が気付かせてくれた。やっぱり物語の真ん中にはロマンスだよね。 ...続きを見る

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2013/02/24 23:02
桐島、部活やめるってよ
カミさんが途中で放り出した本を読んでみた。普通に高校生の日常を追っただけの内容だから、物語としては面白くない。あの頃の情景とか心情に共感できる人は合うのだろうけど、所詮勝ち組の中で藻掻いて、最後ほんの少し明るくなるだけだもんな。負け組の高校生だった自分には贅沢な悩みしか思えんよ。 ...続きを見る

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2013/02/21 22:56
境界線上のホライゾン5
スピード感のある物語は相変わらずなんだが、新しい恋物語はなく熱さ控えめで、謎解きのつなぎの巻だったね。しかしあの四角関係には甘さが感じられなく、やっぱり許されるのは三角関係までと思うわけだが。 ...続きを見る

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2013/02/20 22:50
境界線上のホライゾン4
やはりこの本は戦術と恋の駆け引きが魅力的だ。なんて言ったって竜と百足がジンジン胸を熱くするからな。まあ、アクションが読書スピードについて行けなくなるのがちょっとしんどいけれど、学生の頃の読書が楽しめるから問題ない。さあ家康と秀吉の闘いはこれからだ! ...続きを見る

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2013/02/11 23:19
満月ケチャップライス
切ないお話しが多い朱川さんだけど、今回はちょっと悲しすぎるよ。だから美味しそうな料理も満たされなかったな。それでも嫌な思い出を消したい時は、楽しい思い出に更新すれば良いんだよね。 ...続きを見る

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2013/02/01 23:06
境界線上のホライゾン3
敗北だったけど生かされているのを知るお話しだったな。だから息子が言っていたようにアニメの三期制作は難しいよね。「しかみ像」の歴史再現で終わるから。まあビッグベンねたもあったことはあったけど、どちらにしてもつなぎ的なお話だったから仕方がない。 ...続きを見る

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2013/01/29 22:47
夜の国のクーパー
オーデュボンの様な展開にちょっと懐かしくなったよ。ただこの本の方がわかりやすくて、ストレートだったのは素直に読めば良いんだよね?時々伊坂って油断できない本も書くからな。心の壁と向き合い、帰れる場所に思いをはせることにしよう。 ...続きを見る

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2013/01/26 22:07
県庁おもてなし課
両思いの告白シーンはやっぱり有川浩だな。しかし高知って遠いよ。修学旅行で一回は行っているけど、あそこは四国の中でも何かが違う。なのに土佐弁を読んでいると何故か安心するんだよな。だから遠いけど高知に行きたくなったぞ。 ...続きを見る

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2013/01/12 22:53
ワンダードッグ
高校で犬を飼うことになってしまったお話しで、そのまんまほのぼのしたストーリーだった。悪人は出てこないし、もちろん飼うことの責任は出てくるけどね。ただ、犬を通して先輩から後輩へとその想いが引き継がれるのは、羨ましいような、儚いような、時の流れを感じさせる作品でもあったよ。 ...続きを見る

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2013/01/06 17:20
トリガール
工学科の女子大生が鳥人間コンテストに挑む!もうこれだけでベタなんだけど、爽やかになれる読書をしたいと思わせる本だよな。例えば「だから飛ぶってのは、パンクロックよりも反抗的だし、でも気分は三ツ矢サイダーより爽やかなんだ」 ...続きを見る

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2012/12/22 22:07
はかぼんさん
不思議な物語は好きなんだけど、この本は何か物足りないんだよな。軽いというか、あっさりし過ぎというか、あまり感情移入できなかったよ。たぶん受け身側の描写が多く、不思議そのものの思いとか、気持ちが描き切れていない所為だろう。自分は鬼の心に触れたいんだよね。 ...続きを見る

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2012/12/17 22:29
RDG レッドデータガール5 学園の一番長い日
ようやっと泉水子と深行は、お互いの思いを言い合う仲になったか。まあ5巻は今まで思い続けていた自分のキャラクターを変えていく話でもあって、それは相手の気持ちを思った時、自分の考えも変わることになるんだな。そう、人を好きになることは、自分の人生も変えることにもなるんだ。後は泉水子が姫神とどうなるか?次の最終巻に期待しよう。 ...続きを見る

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2012/12/08 21:18
境界線上のホライゾン2 下
青いわ!剃り跡みたいな青さが面白い。これでようやっとアニメの補完が出来たけど、今思うに原作愛を感じたアニメだったね。未読者にとっては意味不明の多いアニメだったが惹かれていたのは、原作の良さだったんだな。台詞一つ一つに青さが含んで心地よかったからね。 ...続きを見る

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2012/11/17 23:38
PK
相変わらずの伊坂節なのだが、読者が阿呆なせいで三編の関連づけを正確に捉えられない。何か、もやもや感が残っていて、『原因と結果』って本当に不可解になる。それに自分も結構暇だから、余計なことを考える時間を持っていて、この本を理解した人に嫉妬心を覚えてしまうんだよ。 ...続きを見る

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2012/11/10 22:54
境界線上のホライゾンI 上
息子が全巻持っていたので、アニメを見ていたけれど、さっぱり意味不明なストーリーだった。それでも訳が分からないながらも所々は面白くて、結局息子の本を借りて読み始めたけど、これが青臭くて面白い。それに本の分厚さは、京極夏彦と比べれば問題ないしね。 ...続きを見る

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2012/10/24 23:33
ジェノサイド
タイトルに二の足を踏んでいたけれど、読み始めたらどんどん引き込まれてしまった。それは殺戮が主題ではなく、信じたい人類の生き方がメインだったから。それでも今も昔も殺戮は起きているし、それは人類の本質かもしれないし、そんな遠くない未来で報いを受けるかもしれない。だからこそ、今の生き方を問い質さないといけないんだ。 ...続きを見る

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2012/10/17 23:14
ビブリア古書堂の事件手帖3
人生の中で大切な本を持てることは幸せだろうな。この本を読むといつも思うよ。だけど中々そんな本との出会いは無いんだよね。残りの人生でそんな本を何冊読めるのだろうか?それにしても「たんぽぽ娘」をどうやって読めば良いんだ?ググってみるか。 ...続きを見る

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2012/10/03 23:30
傍聞き
人を想う心は、なかなか伝わりにくいものだ。特に不器用な人間なら尚更だ。結局はその人の気持ちを感じ取れるかどうかにかかって来るみたいだし。それでも素直に伝えてほしいと思うけれど・・・。しかし、すれ違ったままで通り過ぎるのは嫌だな。 ...続きを見る

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2012/10/02 23:05
進化の設計者
本格的なSFなんだろうけど、オチにあまり共感が持てなかったな。SFの部分の描写が多すぎて、登場人物の描き方が希薄だった所為だろう。それに集団ユーレカの扱いも淡泊だったし。それでも次の文章はお気に入りなんだけど・・・「何か最適かは、価値観によって異なるってことです」 ...続きを見る

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2012/10/01 22:33
最後の恋
やっぱり柴田よしきの「LAST LOVE」が良かったな。最後の恋を始まりの恋にしてしまうのも心憎い。タイトルからして悲しいお話を身構えていたのに、心温まるアンバラスさに舌を巻いてしまった。 ...続きを見る

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2012/09/15 23:19
優しい音楽
優しくしたいと思う気持ちは、どこから来るのだろうね。好きな思いから来るのは想像できるけど、恋敵や赤の他人にも優しく振る舞うのは不思議だ。でも結局それも好きな人からの頼みだったりするので、一緒なんだけどね。ただ優しくなれば、幸せな気持ちになるのは確かだ。 ...続きを見る

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2012/09/06 22:11
パラダイス・ロスト
前作と言うよりも一作目の続編かな。優れたスパイたちが任務を遂行していくのだけど、これがミステリーしていて面白い。戦前の日本の設定が、いろんな意味で今の日本と比べるとアンバランスなんだよね。でもどんなに優秀でも最後は負けてしまうのかな?そんな悔しさと爽快さを感じさせる摩訶不思議な物語だ。 ...続きを見る

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2012/09/02 00:56
犯罪
ドイツ人弁護士を通して犯罪者の心理が描かれているけど、全然違和感がなかったな。至るどころに外国の空気を感じるだが、犯罪に対する描写に戸惑いはなかった。そう、犯罪者はみんな何かに縛られていて、逃げ出すことが出来なかったんだ。 ...続きを見る

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2012/08/26 22:07
ふがいない僕は空を見た
傷つけ合う愛し方と性の本は避けてきたのだが、出会い頭に読んでしまった。生(誕生)と性には罪はないけれど、時として罰を受けることもある。前半の生々しい描写に戸惑ったが、後半の生の描写に安堵した。 ...続きを見る

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2012/08/18 23:34
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒
お気に入りの「真夜中のパン屋さん」の続編。特に二つの想いが胸せまる。“俺にとって恋なるものは、上手く騙されることと同義なのだ。” 「愛情なんていう、形のようわからんもんは、わかりやすく見せたほうがええ。・・・」 ...続きを見る

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2012/08/11 23:11
南極点のピアピア動画
ミクがモデルのSF小説なんだけど、本格的です。硬派な設定なのに萌えキャラが必然的に入ってきて、同世代の野尻氏に勇気づけられました。それはボカロ耳になれば、曲を作った人の個性が素直に伝わって、それに慣れると、人間の歌手の方が嘘っぽく聞こえるんです。 ...続きを見る

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2012/08/07 23:05
空色バトン
子どものころの夢って、大人になるにつれて儚くなっていくし、一緒に夢見てた友だちも遠い存在になってしまう。それでもその想いは、親から子へとバトンのように伝わっていくんだ。 ...続きを見る

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2012/08/03 23:40
バイバイ・フォギーデイ
美人で賢い幼馴染みと主人公のギター少年の高校生。青春まっしぐらの設定に憲法改正のテーマで物語が進んでいくけど、読み終わるまでずっとしっくりしなかった。あかんめしの様な組み合わせというか、あんまんを食べようとしたら肉まんだった本かな? ...続きを見る

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2012/07/30 23:23
ミラクル・ファミリー
児童書なんだけど大人向けかもしれない。鈍行列車の乗り継ぎ駅で待っている間に読むと良いかもしれない。子どもに読ませて感想を聞くのも良いかもしれない。親子って面と向かうと小っ恥ずかしいけれど、この本のように温かいものなんだよね。 ...続きを見る

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2012/07/23 22:20
くるくるコンパス
思春期の思い出はどんだけ歳を重ねても、ほろ苦くて恋しくなる。先生や親たちに経験値の差で言いくるめられたり、女子と話している時のフワーとなる気持ちが懐かしい。そんな昔の想いをなぞることが出来る本です。 ...続きを見る

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2012/07/21 22:55
決起!コロヨシ!!2
お気に入りの作品の続編は期待以上の出来だった。前作の「コロヨシ!!」を読んでいないと「掃除」について行けないと思うけど、どうして虚構の武道に魅了されるのか不思議だ。たぶん現実にない分、読書の想像力を面白さと一緒に引き出してくれる所為だろう。 ...続きを見る

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2012/07/16 22:49
ヒトリシズカ
うーん、ごめん!最後まで静加に共感できなかった。点と点を線でつなぐプロットは面白かったのに、動機の濃さが薄かった所為で、バランスが悪く思えたから。やはり刑事物なら佐々木譲の方が良い。 ...続きを見る

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2012/07/07 23:14
偉大なる、しゅららぼん
周りとは違った力を持つ登場人物たちが、いつもの万城目節でおもしろ、おかしく、時には下品に立ち回る物語。約1名を除いてスマートではないけれど、力よりも大切なものを見つけ出すお話です。 ...続きを見る

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2012/07/01 22:50
僕らのごはんは明日で待ってる
忘れてしまった想いをいとも簡単に思い出させる本だな。やるせなかった気持ちとか、深刻な自分をさらけ出したいとか、好きな人の看病とか・・・もうそれらを全てひっくるめて優しく描かれているからな。それにひょうひょうとした所は笑えるしね。だから好きな人へ素直になりたい人たちが読むと良いんだ。 ...続きを見る

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2012/06/24 16:14
贖罪の奏鳴曲
忘れていたミステリーのおもしろさを気づかせてくれた作品だったよ。やっぱり心の内面を描き込むミステリーは好きだな。それが探偵役でも犯人役でもどちらでも良く、主人公の生き様と動機が上手くリンクされた作品は本当に面白い。 ...続きを見る

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2012/06/23 17:44
狼と香辛料7
何かドラゴンボール状態になってきたな。人気が出てきたからなかなか終わらせてくれないんだろう。だから7巻は本編とは関係なくサイドストーリーになっていた。作者自身の終わりの尺が世間とずれるとこうなるよな。それにしてもホロは人とは違う時間を過ごしてきて、その時間をロレンスに合わせることで、人を好きになってしまったことを楽しんでいるのか、不安になっているのか、後悔しているのか、ずっと揺れ動いているままだな。 ...続きを見る

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2012/06/17 22:41
狼と香辛料6
うーん、このまま読み続けて良いのかどうか、ここが思案のしどころか。何せあと11冊も残っているしな。もうネタ切れというか、王道のマンネリに入ってきた気がする。まあ、強い女の人を好きになったら、男はこうするしかないんだろうけど。いつもの様にメモ・・・楽しかったからこそ、後悔する。 ...続きを見る

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2012/06/12 22:44
ウインター・ホリデー
坂木司を好きになった本の続編が読めてうれしかった。相変わらず父子二人は良い味出しているけど、ジャスミンにはホロッとさせられたよ。熱くなったものはやがて冷めるか・・・。飽きられるか、穏やかなつながりになるかは、届けたいハート次第だな。 ...続きを見る

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2012/06/09 23:52
怪談
うーん、怪談にしてはドライすぎると思うし、因果を現代風に仕上げているけど、怪の部分が合っていない。それは京極夏彦のように「怪」が人の業にとって必然であるのを、この物語には無いからだろう。やはりこの本には湿り気がなさ過ぎる。 ...続きを見る

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2012/06/02 23:07
狼と香辛料 5
はっきり言って頭に入るのには時間がかかる文章なんだけど、ホロとの会話は暖かいから癖になる。まあ禅問答みたいな駆け引きも面白いけどね。例えば「独占欲と自己嫌悪」は好きな女性に対しては正しいのかな? ...続きを見る

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2012/05/29 23:06
狼と香辛料4
この人の男と女の会話は独特だよな。特にロレンスとホロとのまどろっこしい会話は易しくない。けれど相手を思う優しい表現は微笑ましい。この奇妙なバランスがこの物語の味噌なんだろうな。 ...続きを見る

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2012/05/25 23:21
百鬼夜行 陽
京極堂シリーズのスピンオフ作品なのだが、すべて途中でスパーンと終わってしまう。京極堂を読んでいないと何が何だか分からない。それでいて相変わらず語り尽くす文体。だから早く次の京極堂作品を出してくれ! ...続きを見る

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2012/05/20 23:30
誰かが足りない
うちのカミさんは、この手の重さが苦手だったみたいだけど、自分はよっぽど京極夏彦の方が重たいと思ったが。それでも次の文章を覚えておきたい。・・・思い出させるしあわせだけでない。思い出せない無数の記憶によっても人は成り立っているみたいだ。しあわせだったり、そうでなかったり、うれしい思い出も、悲しい欠片も。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/05/13 23:02
七人の敵がいる
意外だったな。加納朋子さんがこんなシャキシャキした小説を書くなんて。ほんわかした中でシャッキとした小説に慣れ親しんでいたので、ちょっと戸惑ったよ。それにしても今思うと、学校のことや自治会のこともみんなカミさんに押しつけていたな。この本を読んで深く反省しています。 ...続きを見る

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2012/05/09 23:12
狼と香辛料3
アマーティとの商売対決は、ホロとロレンスの行方が気になってしまい商売の蘊蓄が上の空で読んでしまった。この小説は男と女(?)の駆け引きと商売の駆け引きのコラボが面白いのに、どうしても恋の行方に引き摺られてしまう。だって二人のまどろっこしさの方が面白いからな。 ...続きを見る

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2012/05/06 23:26
ユリゴゴロ
苦手な小説は誰だって持っていると思うけど、出会い頭にその小説を読んでしまうことがあるよね。それがこの本だった。でも最後の最後、良い意味で裏切ってくれたので助かった。 ...続きを見る

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2012/04/29 22:59
Happy Box
「幸せ」の物語を5人の作家が書いているけど、やっぱり伊坂が良い。だって読んでいると思わず付箋を貼ってしまうんだよ。例えば「清水の心は、下手な電池よりも簡単に入れ替わられる」なんて、どこかで使ってみたい。もちろん他の物語も秀逸で雨の日の休日が楽しく過ごせたも事実だ。 ...続きを見る

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2012/04/22 21:13
プリズム
聡子が卓也を好きになった一部始終について行けなかった。設定が斬新なのに恋愛が安っぽかったよ。ただ、人を好きになるところって、あれやこれや様々なのを改めて思い直したけどね。 ...続きを見る

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2012/04/21 21:02
狼と香辛料 II
ラストはアニメの鐘の方が綺麗だったけれど、文字で二人の心情を追っていくのも楽しいものだ。お気に入りのテキストをメモしておこう。「・・・。物事にはたくさんの終わらせ方があるだろうが、明日もまた生きていくのであれば明日につながるものを選択しなければならない。そうだろう?」 ...続きを見る

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2012/04/18 22:51
共鳴
読みやすかったな、この本は。元刑事の祖父が引きこもりの孫を更正させるため、ご近所の事件と絡めて物語は進む。それにしても最近息子たちと腹を割って話したのは「AKB」と「境界線上のホライゾン」だったか。・・・人が持っている勇気というのは、決まったサイズしかないのかもしれない。育てることはできず、使い果たしたらそれで終わりかもしれない。 ...続きを見る

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2012/04/13 22:45
小さいおうち
司馬遼太郎が書けなかった戦争の頃の昭和でも、その時代の中で一所懸命人を愛していたんだ。現代の日本人から見れば、何かと暗さがつきまとう時代だけど、その時代に青春を過ごした普通の人々は、そんな暗さを感じさせることなく生きていたんだ。それにしても人を好きになるのは様々な形があるんだね。 ...続きを見る

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2012/04/08 22:40
くちびるに歌を
軽やかに、爽やかに、風が通りすぎていく本だったな。合唱を通して自分自身に問い続けていくから、重い話しになりそうなのだが、優しい言葉で軽くしているね。だから不安定だった十代の気持ちを青臭くならず爽やかに描いているよ。でもストレートすぎるとも言えなくもない。 ...続きを見る

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2012/04/04 23:24
狼と香辛料
「僕僕先生」を読んだときも思ったのだけれど、女性の姿をした神様?に惚れるのは、男のロマンというか夢なのかな。可愛いくせに知恵も力も圧倒的に優れているところが、惹かれるのかもしれない。あっ、それと怖さも魅力の一つだったね。 ...続きを見る

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2012/04/02 23:29
西の魔女が死んだ
大人だって心が傷つくと痛い。それが子どもの頃だと想い出になる経験が少ない分、余計に痛くて辛い。そんなときに優しいおばあちゃんと過ごせば最高に癒されるよ。それが魔女であればなおさらだ。 ...続きを見る

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2012/03/31 22:48
ばんば憑き
怪の宮部節は、心にさざ波が広がって最後は人の業や情けを知るのだけれど、やはり「野槌の墓」みたいなしっとりしたお話が好きだ。そんな人の気持ちを描くには「怪」が一番しっくりするんだよ。 ...続きを見る

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2012/03/28 21:55
異国のおじさんを伴う
カミさんの手術中の時間内にすべて読み終えた本。けれどいろんな想いが交差して、笑ったり、励まされたり、諦めたり、後悔だったり・・・。落ち込んでいられないよ。 ...続きを見る

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2012/03/18 21:34
笑い三年、泣き三月。
「終戦」「笑い」「孤児」「ストリッパー」「混乱期の東京」のキーワードからなる義理人情。結局、今の自分には共感し損ねた。落ち込んだ気分が救われそうになったけど、やはりこの泣き笑いにはついて行けなかった自分が居た。 ...続きを見る

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2012/03/17 23:49
陽だまりの彼女
読むにつれてフラッグが立ちまくりだから、後半は不安で不安で仕方がなく読み急いでしまった。でも愛され続けるのは、幸せすぎるのは不安と隣り合わせかもね。だから愛されるのを当然(永遠)と思わないように生きなくちゃ。 ...続きを見る

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2012/03/03 22:37
オーダーメイド殺人クラブ
運動が得意な子って、苦手の子を圧倒的に差別するよな。今度もまたそんな遠い記憶を思い出させる本だったが、昆虫系男子にカテゴリー化する女子ってさすがだ。だけど何もかもが死に近かった十代の頃の感情って、こんなにも壊れやすいものだったんだ。しかし、いつの年代でも女子は怖い。 ...続きを見る

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2012/02/26 23:32
海に沈んだ町
嗚呼、三崎亜記の世界の小説だな。リアルな世界を書いていないのに逆にリアルな世界を感じてしまう不思議な物語。そんな不思議な情景とリンクしているような現実の写真が挟み込まれていて、どちらが虚構なのか現実なのか分からなくなってしまう。そんな不思議な読書も気持ちいい。 ...続きを見る

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2012/02/16 23:27
水底フェスタ
辻村深月にしては読み終わった後の余韻がなかったな。いつもは人との繋がりにビックリさせられるのに、それがあまりなかったし。そうストーリーがありきたりすぎる?それか由貴美の動機に作者らしさがなかった所為だろうか? ...続きを見る

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2012/02/11 23:45
3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth
年甲斐もなく、ラノベと言う本を読んでみた。手にするには小っ恥ずかしいわけだが、「Steins:Gate」って活字の方がより物語としてマッチしていると思ったからな。そうSFと恋物語は小説の方が断然良い。一字ずつ目で追いながらじっくりと物語が体験できるので、SF的講釈と登場人物の想いを存分に噛みしめられる。 ...続きを見る

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2012/02/05 23:41
退出ゲーム
くっきり、明瞭な学園青春小説。謎解きが良い隠し味を出していてサクサクッと読めた。でも読者は同世代の同じ目の高さを持っている子どもたちの方が良いと思うよ、この本は。 ...続きを見る

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2012/02/04 20:28
箱庭図書館
一冊の本にはなっているけど、登場人物も同じ名前が出てくるけど、それぞれのお話はつくりがバラバラだった。それもそのはずで6作品の投稿作品を乙一がリメイクした物語だったから。それでも「青春絶縁体」は自己嫌悪の中で想いを告げるのでちょっと甘酸っぱいんだけどね。 ...続きを見る

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2012/01/27 23:25
ビブリア古書堂の事件手帖 2
栞子と大輔の距離感がまどろっこしくて良いね。今回も古書にまつわる謎解きが想いとなって現れるけど、司馬遼太郎こそ日本史の秘事を執拗に暴いた人なんだけどね。乃木希典なんてケチョンケチョンだったもんな。 ...続きを見る

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2012/01/24 22:39
猫と妻と暮らす
ほのぼのした不思議系のお話だったね。お昼休みのちょっとした時間に読むのにちょうど良い本かな。そんなお話の中で旅は一時違う気を纏うことにより、普段の生活で澱のように溜まる何かを霧消させることが出来ると書いてあったので、旅に出ようと思った。 ...続きを見る

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2012/01/21 22:56
小暮写真館
読み終わった後の心のふるえが止まらなかったな。それにしてもどうしてこんな物語を書けますか?宮部みゆきさん!さわやかな失恋に気をゆるしていたら、死者と生者の想いが重なって、最後は「駅」で自分の心がコテンパンになってしまったじゃないですか! ...続きを見る

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2012/01/15 22:36
僕僕先生
仙人は日本で言うと八百万の神様になるんだろうか?それにしても少女姿の仙人って可愛い設定だけど、読んでいて主人公とのやりとりが微笑ましくなるね。好きになることは、相手が仙人だろうが、神様だろうが、その人自身の生き方さえも変えてしまうんだな。 ...続きを見る

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2012/01/07 22:20
月の上の観覧車
まいったな。この本を読んでいるあいだは心が切なさで一杯になって、まるで「切なさ菌」に感染した一週間だった。短編集なのだけれど、すべて切ない。唯一「レシピ」だけは直球ではなかったが、別れはそのまま。だから後悔のない別れがしたいと切に思う。 ...続きを見る

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2011/12/31 18:38
舟を編む
「言葉を持つ力」を思う存分楽しめる本です。傷つけるためでなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力がわかります。本当、三浦しをんさんの文章は優しいのです。 ...続きを見る

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2011/12/24 22:26
ロマンス
柳広司とタイトルの「ロマンス」に惹かれて読んだけれど、少し期待はずれだったな。設定が真新しくなかったのでストーリーで楽しませてくれるかと思ったのだが。ジョーカー・ゲームのような意外性もなく、登場人物にもあまり共感を感じられなかったしね。 ...続きを見る

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2011/12/16 23:17
警官の条件
「警官の血」の続編だけど、加賀谷刑事が渋すぎる。視点が代わると全く違う人物像になるんだ。生き方そのものも違って見えてくる。それにしてもこんな良質なハードボイルドを読み終わったあとは、ずっと遠くを見続けなければ余韻に浸れない。 ...続きを見る

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2011/12/11 22:08
おしまいのデート
それぞれのお話に別れと出会いが自然に描かれている短編集。いや、最後のお話だけは別れはなかったけれど、出会いがあるから別れも生まれる。できれば悲しい別れはしたくないので、思いっきり楽しい出会いがしたいものだ。 ...続きを見る

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2011/12/03 23:36
葉桜
やはり少女の恋は少年の恋とは違うな。それは重さかな?透明感かな?匂いかな?読み終わるとそれらのすべてが通り過ぎていくよ。でもそんな思いは深く沈めたくらいでちょうどいいらしい。 ...続きを見る

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2011/11/29 21:52
幻想郵便局
見えないのが見える系のお話で脱力系も入っていると感じたが、作者の思いを後書きで知ったら、お気楽な読書をしたなと反省した。冥界の入り口と郵便局と神様の話だけれども、見えないのを感じることは生きることにとって必要だと思う。 ...続きを見る

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2011/11/24 22:01
想い出あずかります
子どもの頃は苦いのは大嫌いだったのに、大人になると好きになることがあるよね。例えばビールとか。だから、そのときの想い出が苦くても、大人になれば大切な想い出になるかもしれない。それでも朝トイレで思いに耽るとき、ふと恥ずかしい思いが出てきて叫ぶこともあるので、そういうのは預かってもらいたい。 ...続きを見る

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2011/11/16 22:04
アルバトロスは羽ばたかない
前作より緻密に物語が進むので、その分軽快さが出にくく、じっくり読まないといけなくなった。でもその緻密さがあってこそ、最後の真実に驚かされるから仕方がないか。しかしそのときの余韻はミステリー好きにはたまらないものなんだけどね。 ...続きを見る

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2011/11/13 21:56
謎解きはディナーのあとで
本屋大賞つながりで読んだ人は、たぶん受賞した意味を考えただろうな。明らかに過去の受賞作品と比べて軽量になっていたから。それでもベストセラーになって、ドラマ化になって、たぶん映画化にもなって、業界としては潤っていくのだろう。 ...続きを見る

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2011/11/06 21:54
子どもたちは夜と遊ぶ(下)
辻村深月の本はいつも10,20代の頃の忘れていた思いを呼び起こさせるのだけれど、結局それは人を好きになる意味と生きることの意味なんだね。「恋は落ちる。愛は陥る」「生きることに手を抜いてはいけない。意味のないだらだらとした暇潰しを続けない方がいい」 ...続きを見る

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2011/10/30 22:45
子どもたちは夜と遊ぶ(上)
連続殺人事件と友だちと恋がどう絡んでくるのだろう?それにしてもこの本の重たさは直接的で苛立ちを感じる。それは自己嫌悪の塊だった10代の自分を思い出すせいだろう。「泣いて、泣いて、引き摺って、悲しんでいる自分に酔うため?一ヶ月後に笑っている自分が許せない」なんて読んでいると苦い思いが滲んでくるからな。 ...続きを見る

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2011/10/27 22:05
ビブリア古書堂の事件手帖
本好きの素敵な女性に何故か惹かれるのだが、どうも近寄りがたいものがあるよね。だから図書館で本を読んでいる姿を見るとドキドキしてしまう。そんな素敵な女性が本にまつわるミステリーを解いていくお話で、もう本好きな男にとってはたまらない。 ...続きを見る

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2011/10/24 22:18
七つの海を照らす星
児童養護施設内の少年少女たちが繰り広げる七つのミステリー。しかし幼い心の葛藤を上手く謎に包んで、その謎を解くたびに子どもたちの本当の心がわかっていく。特に次の台詞が好きだ。『真実っていうのは幸せにするものだ』って言う。『真実と事実は違う』とも。 ...続きを見る

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2011/10/23 21:40
四龍海城
結局自分も知らず知らず城人化していたのだと気づく。いつ頃からそうなってしまったのだろうか?只、只、今の生活を保つために自分を騙してきたんだな。今からでも出城料を探し出せるだろうか? ...続きを見る

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2011/10/14 22:27
真夜中のパン屋さん
最近、ガラス越しの読書しかできなかったけれど、この本はすんなりと心に入ってきたな。たぶん次の台詞のせいだ・・・囲むべき食卓がなくても、誰が隣にいなくても、平気でかじりつける。おいしいパンは、誰にでも平等においしいだけなんだもの」ほんと、おいしいパンは幸せになれるよね。 ...続きを見る

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2011/10/07 21:44
恩寵
心のテーマには井戸と夢が良く出てくるが、この小説もこの王道を踏襲している。過去の人の思いが井戸を通して、今生きている人に伝えるのだけれど、あともう一つ作者なりのオリジナルがあればと思った。なぜなら「天使の歩廊」と「ねじまき鳥クロニクル」を思い出したから。 ...続きを見る

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2011/10/03 21:56
年下の男の子
今の30代の女性って可愛いと思うけど、14歳年下の男の子と結婚できるかどうかは微妙かな?恋愛はできるだろうけどね。そんなあり得ない設定だからこそ小説の醍醐味なんだが、最後のすとーんと落ちる展開は有りなんだろうか? ...続きを見る

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2011/09/29 23:06
RDG レッドデータガール4 世界遺産の少女
玉倉山での深雪との話がメインかと思ったらあっさり終わって、秋の学園祭の話に移ったけど、いかんせん二つのテーマを一冊に収めきれなく終了。あくまでも5巻のための4巻だったな。相変わらず泉水子と深雪の関係はウジウジ状態。気長に続きを待とうと思う。 ...続きを見る

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2011/09/12 22:10
クロノスの飛翔
タイムスリップに伝書鳩を絡めた設定は目新しい。不思議系のストーリー展開にエンターテイメントも加わって一気に読めたけど、タイムスリップの導入部分が古くさい。前の2作に比べて不思議系の内容が古典的なSFで薄まったかな。 ...続きを見る

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2011/09/04 00:03
天使の歩廊
不思議系の小説だけど主人公が建築家なのが斬新。自然な空間でなく人工的な空間にパワースポットが生まれるのは逆に神秘さが増すよ。自分も心が洗われるような建築物と出会いたい。 ...続きを見る

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2011/08/30 23:11
本日は大安なり
うまく収束させるよな。とある大安吉日の結婚式場で起きる4組の結婚式の様を、はらはらドキドキさせながら最後には感動を与える展開で、姉妹の思い、少年の思い、プロとしてのプライド、浮気の顛末を一気に終わらせる。さすが辻村深月だ。 ...続きを見る

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2011/08/11 22:37
むかしのはなし
しをんさんの作品だから、一筋縄ではいかないのだけれども、期待したほどでもなかったので少し拍子抜けた。途中からロケットがらみの連作の作品に自分が今ひとつ乗り切れなかったのが原因かも知れない。 ...続きを見る

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2011/08/07 23:06
二人静
介護、DV、場面緘黙症とテーマは重い。かなり読むのに力が必要だ。特に介護は切実なので趣味としての読書は辛い。ただ、人を好きになることの難しさと家族が老いていく辛さは、誰にでも避けて通ることは出来ない現実だけど・・・。 ...続きを見る

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2011/07/30 23:58
マリアビートル
最高だったよ!このイライラ感とハラハラ感と可笑しさは伊坂だよね。『グラスホッパー』も未だに心に残っているけど、続編としては申し分のない出来だ。伊坂風のクールなお話にトーマスやロックをコラボした会話は、絶妙かつ計算尽くされているしね。それにしても大人をイライラさせるのには子どもが一番だな。 ...続きを見る

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2011/07/16 23:13
遊星ハグルマ装置
朱川さんの本に笹公人という歌が間に入っているのは謎だが、その何とも言えない可笑しさがやけに懐かしい。一見、星新一のようではあるが、あの歌がその思いをカモフラージュして、ショートショートのような、そうでもないような、ギリギリ留まっている摩訶不思議な本だ。 ...続きを見る

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2011/07/07 21:59
きことわ
読む季節を誤ったな。この本は秋の夜長か雪がしんしんと降る冬に読まないと心に染みないよ。どんよりと肌にまとわりつく空気の季節に読むと、文章がけだるさと一緒になってどこかへ行ってしまう。この手の本は心身ともに張りが必要だ。 ...続きを見る

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2011/07/03 21:24
妖怪アパートの幽雅な日常(10)
やっぱりこの小説は人間同士の関わりよりも、妖怪との対決の方が現実的というか人間的だね。今回も恨んだり憎んだりするほうが、許したり愛したりするよりも簡単だと言うセリフは秀逸だったし。だけどその妖怪クオリティが全巻通して保てず、後半暴走気味になったのは惜しかったな。 ...続きを見る

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2011/06/30 23:09
妖怪アパートの幽雅な日常(9)
妖怪が出なくなって逆にリアリティが無くなってきたな。千晶みたいな人物の方が全然リアリティ無いというか、仮に存在したとしても妖怪の方が断然親しみを感じるね。 ...続きを見る

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2011/06/28 22:00
妖怪アパートの幽雅な日常(8)
今回はプチが大活躍のはらはらドキドキ感があったけれど、前半の不幸のフィルターは説教くさかった。それよりも後半の千晶との会話の方が好きだな。しかし千晶にしろ長谷にしろ女性から見た理想の男性像だよね。あの歳になって手を握るなんてありえねぇ。これを真に受ける男子が出てこないことを祈るよ。あくまでもBL風味は洒落と思いたい。 ...続きを見る

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2011/06/24 23:12
木暮荘物語
古ぼけた木暮荘にまつわる様々な恋の物語。だけどそこはあれ三浦しをんさんだから出てくる人たちはどこか変。一筋縄ではいかない面々で、笑いをこらえつつも最後はちょっぴり切ないお話だった。それにしてもしをんさんを読むといろんな恋があるんだなといつも思う。 ...続きを見る

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2011/06/23 23:34
左近の桜
キリスト教の教えが一般的なる前の日本人は、たぶんこの手の関係はおおらかだったと思う。戦国武将でも有名な関係はあったし。でもやはり頭では興味あっても体が着いていけない。ずっと首の皮一枚保ったままで読み終えたよ。 ...続きを見る

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2011/06/19 22:25
妖怪アパートの幽雅な日常(7)
基本的には子ども向けの本だから、アドバイス的な内容になるんだろうけど、主人公の悩みを通して大人も共感できるのがこの本の面白さなんだね。今回はその思春期の不安定さをエロスと死に結びつけて、大人の体と子どもの心のアンバランスさを描いていた。まあ少年よ、いっぱい悩め! ...続きを見る

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2011/06/16 22:45
妖怪アパートの幽雅な日常(6)
この巻のお話は一体何だったのだろう?修学旅行にスキーへ行くのも変だし、テーマというか、この話の必然性が良く分からない。ただ、男同士の関係が友情からネタ的にBLへシフトしているような・・・。作者って女性だよね? ...続きを見る

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2011/06/15 22:47
ベンハムの独楽
すごい!これが22歳の新人が書いた小説か?初っぱなのふたりの設定に驚愕し、それ以降のお話も様々なジャンルを披露している。カルト系、ミステリー系、SF系、星新一系と不思議系が多い中、甘酸っぱさ系をポンと入れているのが、鳩に豆鉄砲だよな。これがあるからこの本に厚みが出ているよね。久しぶりに若い才能に嫉妬した作品だったな。 ...続きを見る

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2011/06/14 22:16
相棒
龍馬と土方のコンビなんて先がどうなるかと思ったけど、全く無理なく展開していって逆にこの二人だからこそこの物語が生まれた感じだな。これは作者が二人の魅力を存分に描いているせいだろう。それにしてもイメージ通りの龍馬だったのもうれしい。ちょっと昔、認めたくない龍馬像が放送されていたからな。 ...続きを見る

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2011/06/09 23:23
妖怪アパートの幽雅な日常(5)
成長するためにはいろんな人と出会わないといけないんだな。それも様々な世代とも。その中には嫌な奴とも関わらないといけないし。ただそれが縁があるかどうかで自分の接し方が決まるらしい。例え『地獄の道は、善意で舗装されている』としても。 ...続きを見る

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2011/06/05 22:37
妖怪アパートの幽雅な日常(4)
どれだけ子どもの頃は可能性があったのかを、つくづく思い知らされる本だな。だからこそ子どものうちに修行をしないといけないのかなー。今回はこの言葉が心に染みた。「迷わない分だけ世界は狭くなるし、もっとしんどいヨ」 ...続きを見る

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2011/06/04 21:54
第二音楽室
音楽室は苦手だった読者だけど、音楽の物語を読んでいると胸の奥が締め付けられる。特にこの本は子どもの頃の淡い気持ちと苦い気持ちが交互に甦ってくるね。そう言えば音楽を聴くと楽しくなったり、哀しくなったりするけど、そんな心の機微を音楽でうまく表現している本だ。 ...続きを見る

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2011/06/03 21:50
折れた竜骨
こういうパターンのミステリーは嫌いなのだが、逆にそのパターンだからこそこの本は面白かった。魔術が出てきてもミステリーは壊さず、そのファンタジーがいっそう深みを演出していたしね。後半の展開に胸を踊ったけれど、やはり王道をファンタジーで包み込んで切なさを出すミステリーは新鮮で面白かった。 ...続きを見る

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2011/05/29 23:08
オジいサン
独身のまま生きてきた主人公が、ある日オジいサンと呼ばれたことから物語が始まる。余生の中で暮らすのは若い頃感じていたものと全く違うものなんだろう。それは時間と距離が歳とともに変わるためらしい。京極らしい小難しい表現の可笑しさと切なさは相変わらずだが、若い読者から見ると京極がぼやいているとしか思えないかもな。 ...続きを見る

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2011/05/22 23:05
聖夜
オルガン、ELP、母、青春、いやー懐かしさが音楽とともに読者の心へ流れ込んでくる。特にキース・エマーソンと展覧会の絵にはこころが震えた世代だから、現代音楽との対比にはびっくりした。教会からプログレが出てくるとは思わなかったよ。しかし佐藤多佳子さんの青春ものはツボにはまってしまうな。 ...続きを見る

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2011/05/19 23:39
モップの精と二匹のアルマジロ
近藤史恵の新刊だったので期待して読んだけれども普通だった。シリーズものではあるが過去作品を読んでいなくてもさほど問題なく読めるけど、ミステリーの人間模様がタイトル負けしている感じだった。 ...続きを見る

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2011/05/17 22:27
妖怪アパートの幽雅な日常 (3)
「救えねぇもんは、救えねぇさ」縁(えにし)あるものだけが時間をも飛び越えて救えるけど、縁のないものは救えない。なるほど、この縁で生き方が決まるのか。この文章を読んだとき、それが出来る立場にいる人間がそれをやらない事が罪(ジグロの生き方)という言葉を何故か思い出したけど。 ...続きを見る

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2011/05/12 22:42
妖怪アパートの幽雅な日常 (2)
結構あっちの世界へ展開していくんだな。古本屋に魔道士と王道まっしぐらと思いきや、るり子さんの料理にお腹がグーグーだよ。でもほのぼのした中にも親友長谷との思いが交差して、ちゃんと締めてくれるので安心だ。 ...続きを見る

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2011/05/10 22:51
妖怪アパートの幽雅な日常 (1)
両親を亡くし、無理に背伸びをしていた主人公がひょんなことから妖怪アパートに下宿することになるのだけど・・・。好きだな-、この設定は。あくまでも優しさを表現する妖怪たちと魅力的なアパートの住人たちの関係。幸せの意味を感じさせるほんわかな本だ。 ...続きを見る

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2011/05/08 23:01
永遠の0
この本を読んで思ったことは、戦前の日本海軍参謀本部と今の原発事故に関わっている上層部がなぜかオーバーラップしてしまうことだ。どちらもエリート集団と言われた人たち。そんなエリートたちの下で命をかけなければならなかった男たち、ゼロ戦乗りの物語。 ...続きを見る

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2011/05/01 23:35
放課後はミステリーとともに
日曜版のクロスワードパズルを解くような本だった。この手のライトなミステリーは一定の需要があるんだろうな。読みやすくて、難しくなくて、すらすら読めて、本好きのきっかけにはなるね。 ...続きを見る

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2011/04/27 22:27
太陽の座る場所
10代の頃って必死にポジションを確保したっけ?美人は圧倒的に有利な位置が保証される?それも異性ではなくて同性に対して太陽のように振る舞えるの?女性同士のポジション確保の駆け引きは、辻村さんで学んだからさほど驚かなくなったけど、やっぱり女性同士はしんどそう。 ...続きを見る

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2011/04/23 21:40
風のマジム
「南大東島」と「さとうきび」と「ラム酒」に生粋の沖縄人(うちなーんちゅ)女性の物語。王道まっしぐらの爽やかすぎる爽やかなお話だ。悩んでいるときや疲れたときに読めば、身も心も軽くしてくれるよ。特に若い子たちにおすすめ。 ...続きを見る

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2011/04/19 22:19
ロスト・トレイン
鉄オタではないけれど、電車や汽車は好きだな。只、主人公のような廃線巡りが趣味になるとは思わなかったよ。けれどもそれって意外に幻想的でもあるよね。廃線の上を只ひたすら歩く。錆びたレールに朽ち果てた枕木と駅、そのまま終着駅に着くとそこには・・・。物思いに耽るには丁度良い本だ。 ...続きを見る

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2011/04/13 22:35
ぼくのメジャースプーン
理不尽な力である日突然失ってしまうと残された人はどう向き合えばいいのだろう?憎しみを持てば心は救われるのだろうか?主人公のぼくはふみちゃんの心を壊した青年にある力を使って復讐をしようと決意するが・・・。しかし憎しみの対象が自然の場合はどうすればいいのだろう? ...続きを見る

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2011/04/11 23:11
ゼロ年代SF傑作選
やはり冲方丁の躍動感ある文章はSFによく似合う。しかしSFって屈折した世界を描くツールでもあるけど、一歩奥に入り込むと「?」のままで読み終わる場合があるよね。そんな様々なSFが詰まった本だ。 ...続きを見る

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2011/04/05 22:09
百億の昼と千億の夜
アトランティス、シッダルタ、あしゅらおう、ナザレのイエスが探し求め、過去と未来が、神話と最新兵器が、銀河とアンドロメダが混ざり合い、宇宙の果てにたどり着いたその時、神はいたのだろうか?あまりにも壮大すぎるSF小説だった。 ...続きを見る

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2011/03/28 23:17
果てしなき流れの果に
SFの古典というので読んでみたが、タイムスリップものはどうしても「無限」というテーマにぶち当たってしまうんだな。それに時間を扱っていくと「神」を意識したくなるし、「初め」と「終わり」が同じになることしか収まりきれないのだろう。 ...続きを見る

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2011/03/10 22:22
星を継ぐもの
さすがSF小説の代表作、面白かった。翻訳特有の取説的表現が全然苦にならず、すらすら読めたのはSFだからかな。それにしても未来の話なのに、煙草(葉巻)シーンや米ソ対立的な設定が20世紀を感じさせるけど、それもまた楽しい。そしてSF小説なのにミステリーなのも楽しめて、久しぶりに学生に戻った気分になった。 ...続きを見る

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2011/02/27 21:51
太陽の簒奪者
SFを読んでいて堪らなくなるひとときは、難しい事象をいとも簡単に描いて想像力をかき立てられるところかな。そう、読みやすい文章に何が何だか分からない文章を読んだ感覚は、SF小説の特有なものだよね。そんなSFの良さを久しぶりに感じさせた本でもあったし、主人公の思いがエピローグで明かされるコントラストも良かった。 ...続きを見る

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2011/02/17 22:28
虐殺器官
全体漂う虚無的な構成、SFならではの非情さは読み応え十分だった。ブレードランナーやターミネーターのような空気を感じるSFはゾクゾクする。それはコアのSFの部分があり得ない、でも説得力のある描写でもしかしたら?と思わせる怖さのためだろう。だって言葉って言霊とも言うからな。 ...続きを見る

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2011/02/05 23:19
ツナグ
「死者は、生者のためにいていいわけ?」いいと思う。高校生の主人公が使者として死者と生者をつなぐ物語。一見オカルトっぽく思うけど、それを軽くいなしながら死者の思いをいつもの辻村節が響く。本当の死はその死を覚えていた生者たちが居なくなったときに迎えるから。 ...続きを見る

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2011/01/29 22:23
四十九日のレシピ
やたら不幸が重なるお話で始まるので重たい内容だけど、文章が軽やかなので読んでいても疲れない。この微妙なバランスが良い。長く連れ添えば連れ添うほど、愛し方がぎこちなくなるのは実感する。それを失って後悔するのも分かる。そんな四十九日を父と娘の心情を通して面白悲しくお話が進む。 ...続きを見る

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2011/01/25 22:52
1Q84 BOOK3
「猫の町」「空気さなぎ」「リトル・ピープル」「マザとドウタ」それに月が二つあるのが「1Q84」の世界。これを小説の中だから許せるか、それとも現実にもあり得ると思うから許せるか、小説であろうと無かろうとこんなあり得ない世界を許せないかで読者を選ぶ本。それでも村上春樹の物語に惹かれるけど。 ...続きを見る

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2011/01/22 22:52
螺旋
翻訳ものの小説を読むのはやはり辛い。どうしても取扱説明書みたいな説明文を読んでいるようだ。それに主人公が宿屋を追い出されて、アンヘラの家に寝泊まりする感覚がよく分からない。でもスペインでは若手の流行作家らしいけど、翻訳ものをじっくり読むのには自分は歳を取りすぎたのかも知れない。 ...続きを見る

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2010/12/19 22:48
エデン
昔から楽園には呪いがつきものなんだな。前作の「サクリファイス」では自転車選手の勝つことの意味に衝撃を感じ、「エデン」では楽園を目指す自転車選手の生き様に胸を打った。選手たちの思いとその選手に託される思いがツール・ド・フランスという楽園で交差する。 ...続きを見る

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2010/12/11 22:44
シューマンの指
まるで教科書を読んでいるような本だった。難解な文章だし、そもそもクラッシック音楽なんて分からないから、ここまでシューマンのことを読み続けるのは苦痛だった。それを我慢して読み続ければ、段々とその苦痛から解放されるけど、解放されてもしこりは残ったままだった。 ...続きを見る

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2010/12/10 22:42
ロードムービー
三つのお話が入っている本だけど、やっぱりタイトルの「ロードムービー」が泣ける。好きな同級生の子と友達になりたかった気持ちが心の底から滲んできたときは、悲しいような、楽しいような、懐かしいような何とも言えない塩梅になってしまった。しかし「トシ」ってずるいよ。 ...続きを見る

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2010/12/05 22:40
ストーリー・セラー
この本はしんどいなー。介護と死別は自分には生々しいから、共感を通り越して、つらいものでしかない。それに有川浩の本はハッピーエンドでないと自分には合わないよ。例えば疲れたときにチョコが食べたくなるように、有川浩を読みたいんだな。 ...続きを見る

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2010/12/03 23:33
オルゴォル
真っ向勝負の良いお話やったな−、最後はホロッとしたし。小学生のハヤトが託されたオルゴールを鹿児島へ届けに行くお話で、その道中には大切な人の思いがたくさん込められていた。それは痛みを感じなければいけないし、忘れてもいけないものだった。最近の朱川さんは直球で読者に投げ込んでくるよ。 ...続きを見る

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2010/11/30 22:34
名前探しの放課後下
参ったなー、正直な嘘に泣いてしまったじゃないか!こんなにも心に響くのは、10代の頃を思い出させる一つ一つの会話の所為だ。例えば「正方形みたいな歪み方」のように自己嫌悪の塊だったあの頃をリアルに表現しているから。そんな悔しくて苦かった思いを涙で洗い流してくれる作品だよ。 ...続きを見る

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2010/11/27 22:35
名前探しの放課後上
ありふれたSFテーマなのに斬新な設定なので期待値を上げながら読める。でも所々に若さ故の人のつきあい方が詳細に、なのに何気なく書いているのでドキッとしてしまう。経験値が少なかった10代の頃の人との距離感が、リアルに、懐かしく感じる小説だけど、どう決着させるか後半が楽しみ。 ...続きを見る

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2010/11/26 22:18
化身
ジャングルとインコのお話は唐突に終わったな。ホラー小説って描写が生々しいから、読書スピードが知らず知らず速くなってしまうので、上っ面の読書になってしまう。だからそのスピードを弱めるように、じっくり読ませるからくりがほしい。例えば初期の朱川さんみたいな組み立てとかね。 ...続きを見る

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2010/11/22 22:18
かのこちゃんとマドレーヌ夫人
動物と子どもが出てくるお話には弱い読者です。でも人と同じように動物もお互い喋っているのだろうと何にも疑いなく信じていた頃の記憶を思い出させくれる本です。そんな胸の奥にしまっていた記憶は、愛おしくて、つらいのです。でもそれと同じぐらい笑わせてくれる本でもあります。 ...続きを見る

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2010/11/20 23:20
西巷説百物語
美しくページをめくることが出来る怪しくて、切なくて、美しい本。〜可笑しいから笑うのではない。笑うことが出来るから可笑しく思えるのだ。。。感情は内から湧き出るものでなく、人と接することで、他人に対して表現することで明らかになるのだ。これぞ!京極夏彦の真骨頂。 ...続きを見る

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2010/11/18 22:02
チェーン・ポイズン
最後まで作者に乗せられてしまった鈍感読者だけど、「死」を取り扱うテーマであるからこそ、逆に乗せられるのも悪くない。重たくもなりすぎず、きれい事にもなりすぎず、それでいて死を選んだ人と生きることを選んだ人がいて、読み終わったあと「死」について考えるのも悪くない。 ...続きを見る

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2010/11/10 22:38
カラフル
映画では真の性格が唐突に変わっていくのが戸惑ったけど、小説を読んでやっと真の気持ちを自然に受け入れたね。だけど母の不倫に好きな子の売春って凄い設定なのに児童書なんだな。これを10代へ読ませる森絵都さんに脱帽。だけどどんな世代だってどれがほんとの色だかわからなくて、どれが自分の色だかわからないから良いのかも。 ...続きを見る

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2010/11/08 22:03
バイバイ、ブラックバード
やっとお気に入りの伊坂に出会えた本(最近読んだ2冊は消化不良だったので)。理不尽なバスと繭美の設定は伊坂だし、余韻を残す終わり方も伊坂だったから。それにしても悲しい体験をしたからこそ、すべての人に優しくしようとするのだろうけど、それが却って悲しみを生むなんて、本当の優しさって何だろう? ...続きを見る

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2010/11/07 16:56
あんじゅう
前作の恐ろしさが薄くなって、怪の可愛らしさが出てきて面白かった。人の中にある優しさや欲で目に見えないものと出会うのだけれども、出会えるものなら優しい怪が良い。そんなそれぞれの人の心を怪に載せて物語は進むけど、宮部みゆきが描く怪はどこか切ない。 ...続きを見る

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2010/11/06 21:05
天国旅行
最後を読み終えて心中がテーマなのを気付いた鈍感読者です。初っぱなの樹海の話がそんな事を一切匂わしていなく、その他の話も心中というより「愛・憎」の方へ目を向けられてしまって。だから最後の話でようやっとそこへ焦点が合った時は今までの物語が違ったように見えてきたけど、やっぱり「初盆の客」の温かさが良いな。 ...続きを見る

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2010/10/30 14:12
鏡の偽乙女
時は大正、いつものごとく朱川節の世界が繰り広げる不思議な世界。死霊に亡者、そして「みれいじゃ」の切ないお話なんだけど、いつもより湿り気が少ないというかカラッとした表現だったな。それにしても「みれいじゃ」って「未霊者」にも思って良い? ...続きを見る

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2010/10/29 22:41
雨にもまけず粗茶一服
茶道の家元を家出した跡継ぎの若様が繰り広げる京都青春グラフィティ。ひょんな事から苦手だった京都に居着くようになった若様遊馬は、そこで本当の茶ごころを知っていく、笑いあり、涙ありの物語。やっぱり京都は良い!京都と青春は本当によく似合う。 ...続きを見る

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2010/10/24 22:14
夏の庭 The Friends
子どもの頃に思い描いていた死への考えは、「死んだら何が変わるんだ!」という疑問だったような気がする。それはただ怖いだけの思いから「死」が身近に思えるようになった頃だったけど、「死んでもいい、と思えるほどのなにかを、いつかぼくはできるのだろうか」という言葉が今の自分に重くのしかかる。 ...続きを見る

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2010/10/23 22:48
僕は長い昼と長い夜を過ごす
意味深のタイトルと結構重い設定だったのに物語は軽かったな。主人公の特異体質的なキャラとトラウマとミステリーが織りなすのだけれども、あまりにも軽やかに進んでいくので、緊張感とか感動とかもサラッと受け取ってしまう不思議な本だった。 ...続きを見る

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2010/10/21 21:50
やわらかな棘
一話目は男が読んでも良いのか?と思ったけど、二話目以降は男でもじっくりと読める構成となったのでホッとした。正直女性の心の機微を辛く描いているところは気が滅入りそうになったけど、段々と女性たちが一生懸命に生きていく描写に変わるから切ないままで終わらず良かった。 ...続きを見る

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2010/10/16 22:54
あの日にかえりたい
先立たれた人がいるかどうかでこの本の印象は違うだろうな。自分にとっては少し綺麗すぎるように思えたけど、死者への思いは自分が死ぬまで持ち続けるものだから、生きている間は答えが出ないと思う。もちろんあの日にかえりたいと思うのはしょっちゅうだけどね。 ...続きを見る

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2010/10/14 22:18
階段途中のビッグ・ノイズ
一世代若いね。自分だったらツェッペリンかパープルから始めるけど。良く聞いてた曲はクイーンとキッスだけで、グリーン・ディの曲は知っていたけどもう大人になっていたからな。でも十代で聞いたロックは今でも心に響くよね。そんな熱くて切ないロックに乗せて描いた爽やかな青春小説。 ...続きを見る

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2010/10/11 22:23
千両花嫁
奉公人の真之介は主人の愛娘ゆずと駆け落ちし古道具屋を構えたばかり。そんな道具屋へ近藤勇に芹沢鴨、高杉晋作に坂本龍馬と幕末の荒くれたちが引き起こす一騒動。それでも若い二人は知恵と勇気を振り絞り一生懸命生きていく。幕末好きには楽しい設定だったけど、ちょっと強引な展開だったかもね。 ...続きを見る

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2010/10/10 22:37
RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた
初めての高校の夏休みに泉水子は真響の実家「戸隠」へ向かう。そして宗田姉弟の秘密を知った泉水子に危険が忍び寄る。深行は守ることができるのか?今度も姫神が現れるのか?それにしても「戸隠」って名前だけでも訳ありだよな。学生の頃、半村良の「戸隠伝説」という本を読んだっけ。 ...続きを見る

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2010/10/06 23:21
和菓子のアン
ようやっと坂木作品の楽しみ方が馴染んできた。くらしの中で目にすることができる、普通の、ありふれた仕事が、実はミステリーだったり、驚きだったりするんだね。その中で笑ったり、泣いたりしながら真実を知っていくけど、謎は解かれたがっていない場合もあるんだな。 ...続きを見る

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2010/10/02 22:09
光待つ場所へ
「生活感を憎む」という表現を出来る辻村さんってすごい。これだけで主人公の生き方や考え方が分かるし、それに10代の頃の気持ちをこの表現は思い出させてくれるしね。でも不安定だった思いやモヤモヤっとしていた気持ちが記憶の底から出てくる感覚はどうしようもなく切ないけど。 ...続きを見る

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2010/09/30 23:28
WILL
最後は作者にやられたな。前半主人公のお父さんの「未来ってのは、いつだて意志と一緒にあるってことだな」と言う言葉があって、最後の主人公の告白は騙されたような上手さだった。MOMENTの続編で前作が死に行く思いの物語ならWILLは死者への思いがテーマだったけど両作品とも穏やかな気持ちにさせてくれる。 ...続きを見る

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2010/09/26 22:01
失恋延長戦
最後のシーンは反則だろう。前半は物語りに慣れずあきらめかけたが、後半は何とか犬に救われて読んだ。失恋を長い年月かけて熟成していくお話だけど、青春小説を読む場合「懐古」と「後悔」を肌で感じられるか否かで好みが分かれると思う。特に青春が遠い昔の出来事だった読者にとってはね。 ...続きを見る

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2010/09/23 21:51
RDG レッドデータガール はじめてのお化粧
今度は陰陽師に忍者か!必須アイテムが続々登場で、はらはらドキドキ感継続中。自分の運命に立ち向かうため東京の高校へ入学した泉水子。そこで寮の同室の真響と出会いその弟との秘密を知る。教室にはプレッシャーを与える生徒も現れ、深行との距離にも戸惑う泉水子。これからどうなっていくんだ・・・続く。 ...続きを見る

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2010/09/21 22:34
RDG レッドデータガール はじめてのお使い
紀伊の山々の聖地に巫女と山伏が繰り広げるファンタジー。主人公の泉水子は引っ込み思案の目立たない中学生、そんな性格を疎ましく思っていた。生い立ちの謎から次から次へと起こる不思議な出来事、そして深行の出会いにより自分の運命を知った泉水子は・・・。わくわくドキドキ、次の巻を読まなくては。 ...続きを見る

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2010/09/18 23:23
きみはポラリス
これって本当に「しをん」さんの本?いつもの「しをん節」に安心して読んでいったらいきなりの発言に戸惑って、そこからはすんなり行かない恋愛を軽やかな「しをん節」で書いている。ある面だまされた本だったけど好きな作家の違った感性が体験できてラッキーだった。 ...続きを見る

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2010/09/16 22:20
MOMENT
死を悟った人の心は、今までの生き方で鬼にもなれるのか?「死を間近にした患者の願い事を叶えてくれる」という噂の病院で、主人公の青年は死に行くものたちの切なさと残されるものたちの憤りを知る。生きていく側のひとは何をするべきなのだろう?自分は泣くことしかできなかったけれど・・・。 ...続きを見る

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2010/09/12 22:27
善人長屋
西條奈加でタイトルが「善人長屋」、これは読むしかないでしょう。善人長屋と噂される千七長屋に越してきた加助が引き起こす人助けに、差配の娘お縫が両親と長屋の連中を巻き込む義理人情。そこは西條奈加、只の善人ではござんせん。長屋に住む人々の思いが響きます。 ...続きを見る

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2010/09/11 23:28
Another
ホラー・ミステリーと呼べばいいのか、転校したらいきなり超常現象に対して納得しなくてはならない状況に陥り、悲惨な出来事の原因そのものが謎解きとなり、それを防ぐための犯人捜しが最大のミステリーとなっていく。超常現象の犯人というのもおかしな話だが、違和感なくのめり込めて面白かった。 ...続きを見る

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2010/09/09 22:05
精霊の守り人
原作を読んでつくづく感じたのは神山健治でアニメ化されて本当に良かったということ。いきなり過酷な運命を背負わされたバルサとチャグムが時を超えてジグロとシンクロさせた映像は原作ファンにはたまらない。美しい情景と音楽を思い出しながら読めたことに感謝したい。♪カオカオ ホイホイ〜 ...続きを見る

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2010/09/05 23:21
八朔の雪
美味しい料理と義理人情はよく似合う。幼くして天涯孤独となった澪に降り注ぐ幾多の艱難辛苦、それを天性の明るさとど根性で乗り越えていく姿は清々しい。大坂と江戸の文化の違いを澪の料理で美味しく物語り、そこに義理人情を織り交ぜた味わい深い小説だ。それにしてもお腹が空くよこの本は。 ...続きを見る

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2010/09/01 23:53
予定日はジミー・ペイジ
タイトルに釣られて読んだが、3大ギタリストの話は出てこなかった。でも妊娠期間中って人生の中でも大変なイベントにも関わらず、子どもの誕生という最後のイベントで霞んでしまうけど、「最後の次はなにもないんじゃなくて、はじめての何かがやってくるのだ」という言葉が印象的だった。 ...続きを見る

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2010/08/30 23:29
オー!ファーザー
4人の父親をもつ主人公の伊坂風ドタバタ青春小説。出だしはテンポ良く展開していって、それぞれの父親が個性豊かに息子へ干渉して面白く、細々な伏線から突飛な事件へと発展するのは伊坂ならではなのだけれど、「SOSの猿」と同様に大風呂敷広げてしまって中途半端に終わった感じだった。 ...続きを見る

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2010/08/29 22:26
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
母と娘、女友達と親友、そこには男性が入り込む余地がないほどの繋がりだった。たぶん女という性がそうさせているのだろう。しかし男性の読者にとってはこの本は何もかも驚きだった。女友達への振る舞いとその本心、そして同性の母への思いが切なすぎて一人で狼狽えてしまった。 ...続きを見る

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2010/08/26 23:14
空色勾玉
主人公の少女狭也(さや)を通して天界の神々と豊葦原の人々との戦いを描き、八百万の神々も登場させる壮大な活劇ロマンス小説。日本の神話が土台のファンタジーだから読んでいくとモデルとなった神々がイメージできて思わず神社にお参りしたくなる。爽やかな空想をしたい人にお勧めです。 ...続きを見る

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2010/08/22 22:21
死ねばいいのに
久しぶりに自分が期待した京極夏彦に出会えた本だったな。主人公のしゃべり方が今までの作者のキャラとは全く真逆で可笑しいけれど、本質は同じだからゾクゾクッとしてしまう。そんな皮肉と哀愁を漂わせながら「幸せ」と「死」を対比し、読者に幸せな死を投げかけてくる。さすが京極夏彦! ...続きを見る

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2010/08/19 23:14
はむ・はたる
烏金の続編で勝平たちが活躍する短編集だ。今回は長谷部の旦那様の弟君と事件を解決する寸法なんだけど、前作が江戸の義理人情の話なら、今回は勝平たちの青春時代小説だ。事件を通して子どもたちの思いが語られ、勝平が「はむ・はたる」の意味を知ったとき大人へと成長していく。今回もホロッとさせてくれるぜ。 ...続きを見る

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2010/08/15 22:19
カッコウの卵は誰のもの
父が元オリンピック選手でその娘も期待の選手だったが、ワールドカップ直前になってその父娘に一石を投じる事件が起きてしまう。親子の絆は遺伝子だけなのか?才能は遺伝子の器に乗っているのか?その問題をミステリー仕立てにそつなく仕上げているけど、東野圭吾にしては物足りない。 ...続きを見る

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2010/08/14 22:57
天地明察
この本に出会えて心から本好きで良かった。数学の道を究める面白さと勝負の駆け引き、天文にかけるロマンとひたすら駆けていく青春像のありったけを「暦」にぶち込んだ勇気百倍の本だ。そして読み終わったあとの余韻が心地よい。嗚呼、渋川春海が算木を使っているところを見てみたい! ...続きを見る

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2010/08/11 22:23
シンデレラ・ティース
歯医者さんを舞台にした人間模様を謎かけ通して軽やかに描いている。それと歯医者嫌いな主人公が1ヶ月間のアルバイトで成長していくお話でもあるけど、手先が器用な指に憧れるシーンがあって、意外なところに男性のセクシーさが潜んでいるのを再確認したな。 ...続きを見る

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2010/08/07 22:59
岸辺の旅
ギリギリ作者の感性に合わなかったな。死者との対話だと『家守綺譚』の方がしっくり来るし、『遥かなる水の音』の方が死者の思いに共感できたし。しらたまの感性は抵抗なかったけれども、死者との愛人の告白は少し興ざめしたからな。この手の本との相性は読者の感性次第だから難しいね。 ...続きを見る

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2010/08/05 21:49
光媒の花
最近読んだ「龍神の雨」が暗くて落ち込んでしまう本だったので、今回は敬遠しようと思ったけど、読んで良かった。出だしは相変わらず薄暗い感じで始まって、それが各章へ隠微に繋がっていき、かすかだけど光が差し込んでくる終わり方は救われたよ。でも朱川湊人っぽいかな? ...続きを見る

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2010/08/01 22:22
叫びと祈り
ミステリーの面白さはトリックと動機がツボだよね。「砂漠を走る船の道」の動機は思いも付かなかったよ。でも次の作品のトリックは微笑ましかったが、段々と後半の作品は情緒的なっていって、斬新さと明瞭さが失っていったな。少し狙いすぎのような気もした。 ...続きを見る

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2010/07/30 22:49
コロヨシ!!
図書館戦争みたいなぶっ飛んだ設定なのに、抵抗なくのめり込んでしまった。嘘八百な世界だが360度回ると逆にリアルな世界に見える構成で一気に楽しる。「掃除」という武道を通して高校生の主人公が成長していく物語で、緻密な舞台背景と人間模様に血湧き肉躍る文句なしの作品だ。 ...続きを見る

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2010/07/28 22:53
ロード&ゴー
救急車を題材にしたスリルとサスペンスとアクションものだ。斬新な設定に驚き、救急車と犯人の攻防に手に汗を握り、登場人物の心理描写にも泣けてくる。それなのに単純なエンターテイメントではなく、現在の救急医療の問題点を鋭く突いていて読み応え十分の本だ。 ...続きを見る

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2010/07/24 22:19
ふたりの距離の概算
高校の古典部で起きた先輩後輩ふたりの事件(わだかまり)を謎解き風に主人公が解決していくお話。それもマラソン大会を通して人の気持ちを推理していく姿は面白い展開だ。何気ない発言がふたりの距離を離してしまうけど、それを論理的に縮めようとする主人公は斬新だね。 ...続きを見る

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2010/07/23 23:30
ペンギン・ハイウェイ
年上の女性にあこがれるのは少年の特権だな。それも初めての恋が年上なら、それはもうメーテルのように少年の日の心の中にいた青春の幻影そのもの。自分が期待する森見登美彦にようやっと出会えたよ。でも何とか京都から脱出したものの、未だおっぱいの重力には引きずられているけどね。 ...続きを見る

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2010/07/19 22:15
百瀬、こっちを向いて。
10代の頃は経験値が足りないものだから、可愛い子やきれいな子ばかりを気にしていた。でも自分のレベルも重々知っていたから、大それた行動はしなかったけれども、今のあたまで10代に戻ることが出来たら、もっと違った青春を過ごせたのにと思う。そんな悔しい思いを確認するため、この手の本を時々読むんだろうな。 ...続きを見る

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2010/07/18 22:51
パラドックス13
B級っぽいSF設定をギリギリ踏みとどめているのは、東野圭吾の上手さなんだろうな。荒唐無稽な設定に戸惑うかも知れないけど、その世界を通して生と死の意味を問いかけているから安っぽくならず、逆にエンターテイメント性が映えて面白かった。でも最後のパラドックスは意味深だね。 ...続きを見る

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2010/07/15 22:52
いつかパラソルの下で
両親の愛し方が良くも悪くも子供へと伝わっていくんだな。森絵都さんが描く恋愛は重くて軽く、軽くて一途な不思議な形。たぶん恋愛する理由なんて愛しているときは分からなくて、振り返ったときに見つけていくものだから? ...続きを見る

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2010/07/11 23:19
切れない糸
「愛されていたという記憶さえあれば、人は一人になっても生きていける」坂木節炸裂だ!いきなりクリーニング屋さん家業を就いた主人公が引き起こすドタバタ義理人情ドラマ。でも設定がちょっと強引だったような。できればワーキング・ホリデーみたいな滑らかさが欲しかった。 ...続きを見る

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2010/07/10 22:35
猫を抱いて象と泳ぐ
タイトルからはチェスのお話とは思えなく、幻想小説みたいに見えるけど、チェスを全く知らない読者でもチェスの魅力に惹かれてしまう本だ。そしてチェスから見える主人公の生き様そのものが幻想的に描かれている。作者の技量に脱帽だよ。 ...続きを見る

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2010/07/07 23:27
メモリー・ラボへようこそ
老いてくると「おもいで」だけを頼りに生きていかなければならない時が来る。その「おもいで」がUSBメモリみたいに簡単に持ち運べて読めるようになったら人はどうするだろう?そんなSFをこの本は切なく答えているけど、有川浩が言っている様に記憶が上書き式だったら女性の恋は読めないかな。 ...続きを見る

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2010/07/06 22:45
タンノイのエジンバラ
読者から見れば心が傷ついていると思うけど、そんなそぶりを見せない主人公たちが織りなす4つの物語。それに人との関わり方も不思議なバランスだ。ストーリー性を追うのじゃなくて、淡々とした心の綾を追っているから、ふと自分自身を見つめ直すときに読むと良いかな。 ...続きを見る

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2010/07/05 22:10
桜さがし
京都を舞台に男女4人と恩師が繰り広げる恋愛模様。そこに事件をからませているけど、ちょっと設定が強引かな。最近の読んだ「竜の涙」に比べると物語がスマートじゃない。昔の作品だからぎこちないのも仕方がないか。それだけ今の柴田よしきの方が洗練されているのだろう。 ...続きを見る

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2010/06/28 22:36
短劇
学生の頃の読んだ感覚が坂木司のショートショートで甦ったかどうかは微妙。やはりあの頃読んだ星新一は別格だな。坂木司も頑張ってはいるものの何か物足りない。いい話にしろ、ブラックにしろ、もう一つ突き抜けるものが無かったような。それとも年を食って自分が世間ずれした所為かも。 ...続きを見る

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2010/06/27 23:01
永遠の出口
この本を読んだら遠い昔の苦い記憶を思い出してしまった。この手の大人になるまでの物語を読むたびに、子供の頃の悩みを良く覚えているものだといつも作者に感心するのだけれども、そんな読者の封印していた記憶を森絵都さんはいとも簡単にこじ開けてしまうのはすごい。 ...続きを見る

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2010/06/23 23:06
竜の涙 ばんざい屋の夜
儚い恋のお話には、京のおばんざいがよく似合う。そんな揺れ動く女性の気持ちを、女将さんの作った料理が温かく包み込む。やっぱり「柴田よしき」って泣かせるよな。切ない気持ちが季節と料理に上手く表現されているから、女将さんの言葉がブリ大根のように染みていく。 ...続きを見る

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2010/06/21 22:40
新参者
う、上手い。スッと入ってくる読みやすい文章と新たな楽しみ方を読者へ示した構成にうなってしまった。一見短編に見えてそれぞれの章が伏線となって最後に解決するのだけれども、その伏線もおざなりではなく逆に丁寧に描かれていて加賀刑事の優しさが全面に出ている作品だ。 ...続きを見る

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2010/06/20 23:28
図書館の神様
司書を助ける話かと思ったら、傷ついた女の人を癒す本だった。重い過去を引きずっているのにアッケラカンと描いているのが新鮮で、女講師と男子文芸部員の関係がさらりと良かった。康成、周五郎、漱石にだってスポーツと同じぐらいパワーがあることをあまり知らないよな。 ...続きを見る

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2010/06/12 22:33
家守綺譚
「f植物園の巣穴」を読んだときは、自分には合わないと思ったのだけれども、今回は素直に読めた。この手の本はそのときの読者の感情に左右されるのかも知れない。何はともあれ、大きな木を見たら思わずその幹に触ってしまう方へ読んでほしい本です。 ...続きを見る

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2010/06/10 22:48
ロング・ウェイ
女の人の愛し方は世代が違っても、危なっかしくて繊細だと気付かされる本。そしてそこには優しすぎる男性も登場するけど、きめ細やかな女性の心模様を書いた本を読むといつも鳩尾に風が通る気分になる。たぶん男女の愛し方の違いが、作者の上手い文章によって読者の心を揺らすせいなんだろう。 ...続きを見る

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2010/06/06 22:31
金曜のバカ
高校生の男女がそれぞれ主人公となった5つの短編集。やはり青春ものは一途なバカさと切なさとほろ苦さがよく似合う。特に頭でっかちになった東京への憧れと盛りのついた行動は、滑稽ではあるけど共感できるね。そんな一生懸命悩んだ青春の出来事が、周りの風景とともに思い出してしまう本だ。 ...続きを見る

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2010/06/05 22:27
星がひとつほしいとの祈り
抱きしめたくなるような切ない本だな。なんで抱いた女の人にあそこまで酷いこと言うかな!なんでそんな男を好きになるかな?どうして女の人は傷つきやすいのに、こんなにも力強くなれるのかな?そんな女の人の気持ちを美しいロケーションにのせて描いているから、しばしその情景が心に残ってしまうね。 ...続きを見る

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2010/06/01 23:12
マタタビ潔子の猫魂
まるで「魔太郎がくる!!」みたいな展開で、こういうのは好きだな。まあ魔太郎ほど怖くはなく、女性と猫が主人公なので、どこか愛らしくて、笑えるのだけれども、よくよく読めば、都会に住む淋しい女性を描いているので悲哀も感じてしまう。しかし「魔太郎」の例えはもう古い? ...続きを見る

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2010/05/29 22:37
のぼうの城
軽やかな文面の歴史小説だが、王道を踏まえた構成は頼もしい。登場人物に対する作者の考えが司馬遼太郎風な描写で心地よい。石田三成率いる二万の大軍に「のぼう」とよばれる長親が一千騎で迎え撃つ痛快戦国小説だ。歴史小説が苦手な人も読みやすく仕上がっているから、一度手にしてみてはどうだろう。 ...続きを見る

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2010/05/25 22:59
本当はちがうんだ日記
エッセイは身近な出来事であればあるほど共感できる。特にネガティブな内容であればさらにシンクロできる。有効に使えない時間、もらえないチョコ、かっこわるい自分・・・。自分のみじめさと似ているとなぜか面白い。双六の「一回休む」的な読書もたまには良いかな。 ...続きを見る

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2010/05/23 21:53
時の風に吹かれて
短編集だけどSFと怪異ものに分かれ、さらにそれぞれ哀愁系とブラック系のお話が詰まっている。哀愁系は胸を打つがブラック系は笑いの中にも怖さがあるな。特に女性の怖さにはあきれるばかりだったが、全体通すと何かアンバランスな印象なので感動して良いのか、笑って良いのか、戸惑った。 ...続きを見る

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2010/05/22 22:27
左京区七夕通東入ル
古い町並みの京都は昔から若者を惹きつけている場所。そんな思いの込められた京都で大学に通う主人公の花は、数学科の彼と出会う。京都での彼との出来事は、まるで舞台の上で起きているように、読者を惹きつける。ほんと京都って人を好きになるのには最高のロケーションだな。 ...続きを見る

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2010/05/18 23:19
よろこびの歌
思春期の頃のつまずきは色んな思いのデコボコがあるけど、例えば親や先生に反発したり、逆に内へこもったり。だけどそのボコの中にデコが隠れていて、そのボコがデコを導いてくれることを中々気がつかない。そんな切ない思いを歌に託して気づかせてくれる爽やかなお話だよ。 ...続きを見る

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2010/05/15 22:55
おさがしの本は
どんだけ読もうが何にも本のことは分からないよね。財政難の市立図書館で起こった本のミステリーを若い司書が解きほぐすお話だけど、本がお酒と同じように中毒の危険性を持つものなんて考えてもいなかったな。ほんと、死ぬまでにどんだけ読めるのかを考えると不安になるよ。 ...続きを見る

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2010/05/09 22:17
きりこについて
いきなりの宣言に戸惑い、そのままずっと貫き通す作者の思いに衝撃を感じた。徹底的な描写に前半は思い苦しさもあったけど、猫との会話に救いがあったので踏みとどまった。しかしこの本はコメディなのか、それとも女性に対する啓蒙書なのかどっちなんだ? ...続きを見る

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2010/05/08 22:16
東京バンドワゴン
息子、孫、孫の嫁、ひ孫が一つ屋根の下で繰り広げる古本屋さんのお話。下町情緒たっぷりの古い家と大家族の義理人情はどこか懐かしい。この本はたっぷりとLOVEという絆創膏をペタペタと貼ってくれるので、癒されたい読者におすすめ。 ...続きを見る

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2010/05/07 22:45
静子の日常
元気で高齢な未亡人が息子夫婦と孫娘とプール仲間の問題をCOOLに立ち振る舞う。そんな静子さんにも苦い過去を背負っていて「でも、後悔しない人生は、正しい人生というわけではないわね」とつぶやく。格好良くてちょっとハードボイルドなおばあちゃんの物語。 ...続きを見る

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2010/05/02 22:00
龍神の雨
本を開くと禍々しさにあたってしまい怖くて怖くて、早く読み終えようとしていた。でも真ん中辺りでミステリーだと思い直してからは、犯人捜しに気持ちが注がれるようになり、怖い気持ちがすっと引いていった。心の闇をミステリーのトリックに使うなんて・・・参った。 ...続きを見る

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2010/04/29 22:44
キララ、探偵す。
美少女メイドロボットが突然現れて事件を解決するオタク系空想えっち科学萌え系ミステリー。まるで深夜アニメを意識した設定だったけど、ミステリーそのものは真っ当だった。でもやっぱりあからさまで王道的なお話は自分の歳だとしんどかった。 ...続きを見る

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2010/04/26 22:35
キネマの神様
とくべつ映画好きではなかったけど、読み終わると映画好きに憧れてしまったね。元エリートキャリアウーマンとギャンブル好きな父が映画を通して、失い欠けていた人との繋がりを作り上げていく。好きで好きでたまらないものを持ち続けられる人生って最高だな。 ...続きを見る

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2010/04/24 23:28
配達あかずきん
本屋さんを舞台に本にまつわる謎を店員みずから解いていく軽やかな短編ミステリー。お気に入りは万葉集が絡んだ恋の謎と本の出会いが恋のきっかけになった?店員さんの謎かな。アマゾンは便利だけど本屋さんが楽しいのを思い出してくれた本だった。 ...続きを見る

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2010/04/23 22:55
烏金
B級映画のポスターみたいな表紙は何とかならないか!どんな時代でもお金の使い方次第でその人の心が解るよね。金貸し婆に現れた浅吉が引き起こす義理人情は、三つ星レストランでは味わえない最高B級グルメのようだ。まるで美味しいお好み焼きを食べたような味わい深い読み応えだよ。 ...続きを見る

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2010/04/18 21:48
SOSの猿
因果関係の本なのかな?要するにヨーロッパミヤマクワガタが原因で好きになれば面白いと思う。相変わらずの伊坂節で、本場イタリアでの神父直伝の悪魔払いと引きこもりと株誤発注と西遊記の「コンステレーション」だな。出だしは面白かったけど、最後の締めの部分が物足りなかった。 ...続きを見る

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2010/04/16 23:26
銀河に口笛
昔のことを思い出してひとりで赤面することはあるけど、子供の頃の記憶は大人を長くやっていると出て来なくなるよね。でも朱川湊人を読むとそんな大切な記憶をいつも引き出してくれるんだ。今回もたくさんの喜びとたくさんの悲しみを呼び起こしてくれた。 ...続きを見る

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2010/04/11 21:47
タルト・タタンの夢
美味しそうな文章を書く作家は、なぜか文章も上手いよね。小さなフレンチレストランのシェフとお客さんとの交流が、謎解きをスパイスに美味しく仕上げています。フランス料理なのにさらりと読めて、特に最後の2編はヴァン・ショーのように温かいです。 ...続きを見る

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2010/04/08 22:38
空色メモリ
最後のページが真っ白で終わるのは戸惑うけど余韻が残るな。青い春の記憶が空色メモリとなっていくお話で、非モテ系の男の子ふたりが文芸部を舞台にどぎまぎしながら一生懸命女の子を好きになっていく。肩の凝らない学園青春小説だよ。 ...続きを見る

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2010/04/06 22:50
私の家では何も起こらない
怖いお話が詰まっている本。子供の頃に感じた怪異は、ただひたすら自分の家に戻りたい気持ちしか思い出せないけど、今にして思えば、その怪異こそが自分の望んだものだったかも知れないな。だから大人になって怖いお話を読んでいると、心の奥に仕舞ったその想いが懐かしい。 ...続きを見る

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2010/04/04 21:03
空飛ぶタイヤ
財閥系ホープ自動車のリコール隠しによって飛んだタイヤが多くの人生を狂わせた。小さな運送会社社長赤松は従業員のため、自分の家族のため、そして残された被害者の家族のために真実を求め苦闘する。上下巻であるこの本は重厚な社会派小説だから、じっくりと腰を据えて読むのが良い。 ...続きを見る

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2010/04/01 22:44
キケン
有川浩が理系男子たちに送るエールは、はちゃめちゃ青春コメディだった。99%男子校の工科大だから悲劇の色恋しかないけれど、【機研】で過ごした大学生活は楽しい想い出となってよみがえる。全力のばかばかしさは、大人になった仲間たちへ切なさとともに刻んでいく・・・でも少しかっこ良すぎるかな。 ...続きを見る

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2010/03/28 21:59
ふちなしのかがみ
怖いもの、不条理なもの、不思議なものが書かれています。子供の頃の怖かったお話を思い出しながら読んでいると、一人だけになってしまう恐怖と死が結びついていきます。そんな怖くて、懐かしい、遠い記憶を呼び起こしてくれる本です。 ...続きを見る

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2010/03/27 20:43
親子三代、犬一匹
幼い頃父を亡くした章太が、お姉ちゃん、母親、おじさん、おばあちゃんに囲まれながら初恋を織り交ぜてすくすくと育つお話。そして章太以上に目立つマルチーズのトビ丸が走り回る。物語と言うより日記みたいな描写で一つ一つの文章が簡素で短いから、いきなりお話が終わってしまい唖然となってしまった。 ...続きを見る

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2010/03/24 21:51
鼓笛隊の襲来
仮に象さんがしゃべっても許せる人のための本です。ふつう人の日常生活の中やふつうの人が突然出くわす一つの出来事を、不思議系に置き換えてリアルに表現しています。だから鼓笛隊が襲来しても全然不思議ではないのです。現実をリアルに表現されるよりも、かえって胸に突き刺さります。 ...続きを見る

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2010/03/20 23:13
チョコレートコスモス
文字だけで二人の女優の生き様が追体験できる面白い本。芝居に「リアルな」演技はないと書いているのに、舞台ができあがる過程をリアルに書いているところがすごい。それに芝居の魅力と役者の魅力の謎が分かるし、気持ちが動きに表れ、逆に動きを真似することで気持ちが分かるなんて全然知らなかったな。 ...続きを見る

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2010/03/19 22:37
横道世之介
日本がバブルだった頃、九州から上京してきた大学生の世之介と友人たちとの交流を描いた物語。数十年後の今を生きる友人たちにとって、忘れていた世之介との出来事がささやかな青春の想い出となってよみがえる。他人の記憶の片隅に置いてもらえる生き方って、ちょっと良いよね。 ...続きを見る

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2010/03/14 21:10
ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント
ウルトラマンの気持ちが分かる本。地球防衛組織CREW GUYSの研修生ハルザキ・カナタが異星人との戦いを通して、友情と愛情を育み異星人ともわかり合う物語。朱川湊人が描くウルトラマンはどこか懐かしく温かかった。でも本当は怪獣の気持ちが分かる本です。 ...続きを見る

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2010/03/12 22:02
屋上ミサイル
トンネルまで読めば現実味のない物語もついて行けると思う。大統領が拉致監禁されるのは良いとして、高校生が屋上部を作るのも大目に見るとして、そのあとのあんなことやこんなことは今の高校生はやらないよな。物語で描かれている約束事が希薄だから、読み手の気持ちが不安定になって共感できなかったよ。 ...続きを見る

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2010/03/07 23:14
吉祥寺の朝比奈くん
人を好きになることは謎だらけだ。日記の謎とラクガキの謎、三角形の謎におなかの謎、そして愛する謎が書かれているけど、謎が解けたからと言って恋が成就するとは限らない。結局のところ人を好きになるのは、相手をだますか、自分をだますか、それとも正直になるかで変わっていくものなんだな。 ...続きを見る

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2010/03/06 23:38
ひまわり事件
隣り合った幼稚園と老人ホームで園児と老人が巻き起こすドタバタ物語。うまく伝えられない子供たちと伝える人がいなくなった老人たちが、悪い大人に立ち向かう姿は痛快なのにどこか物悲しい。子供の頃大人に対して感じた差別は、再び年老いた自分に向けられるのだろう。そのとき自分はひまわりのように生きていけるのだろうか? ...続きを見る

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2010/03/05 23:27
扉守
朱川湊人と同じ切なくて不思議なお話だけど何かが違う。読んでいる時の感じ方がまったく違う。尾道の言葉がやけに懐かしく物語の音階が柔らかい。想いを呼ぶ井戸、想いを残す洋館、想いに取り憑く魔物、想いが留まる絵、想いを写す写真、想いの編み物、想い出のピアノ、すべてが瀬戸内海にこだまする。こんな世界がたまらなく好きだ。 ...続きを見る

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2010/02/28 22:49
太陽の村
朱川湊人のコメディ本。ハワイ旅行の帰り、事故に遭遇した青年が気がつくと、そこは何百年前の姿をした村人がいた。体重124kgの引きこもり系オタクが平成(昭和?)感覚で侍たちと立ち向かい、村人たちとの出会いによって本来の生き方を見つけていくお話。 ...続きを見る

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2010/02/27 23:22
遥かなる水の音
男の愛し方、女の愛し方、それは男と女の間だけではなく様々な愛し方があるんだな。大切な人の死が4人をサハラ砂漠へと導いていく。村山由佳が描くモロッコは、旅する人たちの心をシンクロするように情緒的で美しい。こんな切ない本の楽しみ方は久々だった。 ...続きを見る

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2010/02/26 23:05
ワーキング・ホリデー
元ヤンキーで喧嘩早くて情け深い熱い男と、いきなり現れた家事が得意な小学生の息子との物語。そこには心優しいおかまとホストに職場の上司と同僚が二人を見守り、戸惑いながらも親子の絆を確かめていく。久しぶりに楽しくてホロリと来たけど、この言葉が忘れられない・・・「優しい思い出は、心を守る武器になるんだから」 ...続きを見る

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2010/02/23 22:34
廃墟に乞う
休職中の刑事が六つの事件を解き明かす構成の短編集で、事件の真相が見えたときに人の深層も見えてくるお話だった。その刑事にすがる瞳の真実や犯人の悲しい告白、そして犯人の憎しみと犯人に対する憎しみが北海道に響いていく感じは佐々木譲ならではと思った。でもやはり直木賞は「警官の血」でしょう。 ...続きを見る

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2010/02/21 22:50
無理
合併でできた雪が降る寒い地方都市で暮らす5人の物語。5人の夢を叶えるにはあまりにも身勝手なことが起き続けて、最後はみんなで罰が当たるお話。お金とか愛情とか全然満たされなくて、もがけばもがくほど、どつぼにはまっていくまったく持って救いのない展開。だから早く読んでブラックな気持ちを閉じたくなる本だった。 ...続きを見る

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2010/02/19 23:14
三匹のおっさん
定年退職をきっかけにむかし悪ガキだった還暦の男たちが、世のため人のために立ち上がる地域限定正義の味方物語。武道派2名と頭脳派1名が面白おかしく立ち回り、高校生の孫と娘の出会いも織り交ぜてコメディタッチの展開は、有川浩ならではのお話だ。 ...続きを見る

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2010/02/14 22:25
閉鎖病棟
医者じゃないとそれも精神科医ではないと書けない小説。生半可な知識では登場人物の思いを描くことはできないだろう。傷ついた少女と若いときに傷ついた男たちが精神病棟で出会い、他者の気持ちを大切しながら治療していくお話。そしてその思いが人を殺めてしまった時、少女と老人はこれからも生きていこうと決めた。 ...続きを見る

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2010/02/11 22:20
シアター
出来の良い兄と才能はあるけど赤字劇団をもつ弟がその劇団を立て直す物語。小劇団を運営するための内幕がコメディタッチで描かれていて爽やかに劇団員が動きまわる。ただし色恋的なものは薄く若さいっぱいの物語。 ...続きを見る

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2010/02/07 22:22
船に乗れ!III
青春は「夢と希望」が良く似合うし物語にも合うはずなのにこの本は挫折と贖罪のあとがなかった。物語なら挫折のあとは栄光を見せて読者に「夢と希望」を与えるはずだが、現実はそんなにドラマティックではないってことか。ただ、30年経ってもチェロのケースを開ければ、自分の生き方を確認できる主人公が羨ましい。 ...続きを見る

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2010/02/06 22:57
船に乗れ!II
音楽は二人を壁みたいに立ちはだかったけど、それが逆に二人にとって深い溝になっていくのは辛かった。そして傷ついた心は逆に人を傷つけてしまうのはとても悲しいけど、それでも音楽はやさしさと美しさで溢れていたんだ。 ...続きを見る

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2010/02/05 22:50
船に乗れ!I
音楽のことは全く分からない読者だが、取っつきにくい中学の話を乗り越えれば、あとは音楽を聴くような流れで青春が読める本だ。意味不明のクラシック単語を気にしなくても次のページが読めて面白い。でも意外と倫社の授業のお話が好きだったりするけど、次のサトルと南の駆け引きも読むぞ。 ...続きを見る

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2010/01/31 22:05
恋文の技術
冒頭文通の文章から始まって、それがずっと文通のままで、いつになったら小説の文章になるんだろうかと少し戸惑って、まだまだ文通で段々と苛立ち始めて、最後には一番美しい手紙の書き方がわかっていく本です。でも「森見登美彦」好きじゃないとちょっと楽しめないかも。 ...続きを見る

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2010/01/29 22:24
告白
頭をトンカチで殴られたような本だった。読み始めから読み終わるまで、「な何、こう言う内容の本?こんな展開!え?!最後までこのままかよ!」と自問し「?」と「!」をずっと感じていた。 ...続きを見る

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2010/01/24 21:13
食堂かたつむり
出し抜けに失恋から始まって、生きる気力が無くなった主人公が、生まれ故郷で食堂を始めることによって「生と死」の意味が理解出来るようになり、最後には母の思いを自分の生きる糧とするお話。 ...続きを見る

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2010/01/23 22:08
四日間の奇蹟
天才的なピアノ弾きであるサヴァン症候群の少女と、その少女を見守る左薬指が欠けたピアノマンの物語。 ...続きを見る

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2010/01/20 22:16
阪急電車
『植物図鑑』で「女の恋は上書き式、男の恋は保存式」の文章を書いた「有川浩」が気に入ったので読んでみた。 ...続きを見る

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2010/01/16 22:24
植物図鑑
欅の木→君に届け→あした咲く蕾→秒速5センチメートル→夜のピクニック→植物図鑑へと一直線と繋がっていて、これからも続きそうで怖い。 ...続きを見る

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2010/01/11 22:25
夜のピクニック
以前読んだんだけど、また読んでみた。何と言うか、みぞおち辺りがふんわりなったり、重くなったり、モヤモヤになったりすると、無性に青春を感じたくなる。 ...続きを見る

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2010/01/08 22:40
あした咲く蕾
ホロッと来るお話がいっぱいで、相変わらず朱川さんの小説だ。好きだよね、好きなんだ、朱川さんの物語は胸の奥がキュッと縮まるんだよね。 ...続きを見る

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2010/01/02 22:31
神様のカルテ
カミさんがボロ泣きしていた本を読んでみた。うちのカミさんは、お医者さん系の本やドラマ好きだから、自分が感動するかどうかは読んでみないと分からないのだが。 ...続きを見る

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2010/01/01 22:13
疑心 隠蔽捜査3
竜崎が恋をするなんて、思ってもいなかった展開というか、「そんなキャラじゃ無いだろう!」と座り心地が悪い思いで読んでいた。だって、今の竜崎に恋愛というものが、合理的というか、優先的というか、生産的ではないのに、それに朴念仁の唐変木キャラが、部下に恋するなんて「ありえん!」と思っていた。 ...続きを見る

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2009/12/15 22:28
しゃばけ
春に『おまけのこ』を読んだのだが、シリーズ物とは知らず、その記念すべき一作目の『しゃばけ』をようやっと読んでみた。もともと妖怪モノは大好きな自分にとって、抵抗なく、すんなりと読めたが、やはり初めに一作目を読むべきだったな。 ...続きを見る

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2009/12/08 21:37
センセイの鞄
いつもの自分なら、川上弘美は読まないんだが、これまた某掲示板でお勧め本として紹介されていたので、また騙されたと思って読んでみた。 ...続きを見る

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2009/12/02 22:16
まほろ駅前番外地
「まほろ駅前多田便利軒」の続編を早速読んでみた。だいぶ前に読んだものだから、記憶が定かではなかったが、読むにつれて蘇ってきて、懐かしかった。 ...続きを見る

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2009/11/17 22:11
ドント・ストップ・ザ・ダンス
柴田よしきの「花ちゃん」シリーズ最新刊である。やはり「花ちゃん」は面白いのである。赤字続きの無認可保育園を維持するために、副業でちょっと危ない探偵業でお金を稼ぐ、子供好きな、やさしくて、ハードボイルドな「花咲慎一郎」なのである。 ...続きを見る

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2009/11/09 21:58
壬生義士伝
某掲示板で、泣ける本のお勧めの中に、「神はサイコロを振らない」とこの「壬生義士伝」が書いてあって、2冊とも読了した。 ...続きを見る

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2009/10/31 22:14
神はサイコロを振らない
図書館で借りた本は、最後のページに四葉のクローバーが、しおりのように挟んでいた。うーん、これってちょっと出来過ぎだ。偶然だったけど、2冊続けてタイムスリップものを読んだ。 ...続きを見る

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2009/10/17 22:46
夏への扉
図書館へ行ったとき、新刊コーナーに新訳版の「夏への扉」が置いてあった。手にしてたら、確かSF小説では、必ずベスト10には入る本ではなかったかと、かすかな記憶が湧いたので借りてみた。 ...続きを見る

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2009/10/12 21:39
少年少女飛行倶楽部
女性が書く癒し系の本は、たんとあると思うが、加納朋子が描くスタイルは、ホンワカしていて好きだな。この本は、中学生が主人公にした、いわゆる学園もので、ストーリーもタイトルのまま、王道だった。 ...続きを見る

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2009/10/04 21:35
ちょいな人々
今月はシルバーウィークもあって、ちょっと遊び疲れたから、軽めの本を選んだのが「ちょいな人々」だった。7編の短編が詰まっている本で、スラスラと軽く読めた。荻原浩だから、ブラックもあって面白かった。 ...続きを見る

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2009/09/27 23:27
覇王の番人
こんな優しい光秀は、初めて読んだな。大体、今まで読んだ明智光秀像は、優秀、キレる、野心家、妬み的なものが多かったのに、本当に優しい光秀だった。 ...続きを見る

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2009/09/19 21:46
ダブル・ジョーカー
前作のジョーカー・ゲームが面白かったので、早速その続編を読んでみた。今回も5編入った短編集で、D機関という戦前の日本のスパイを舞台とした物語だ。 ...続きを見る

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2009/09/10 22:06
神去なあなあ日常
好きな作家のほのぼの系小説。これは読むしかないでしょう。「三浦しをん」ってこういう純で、素朴な人を描くのがうまいよね。お話としては、主人公が都会の横浜から三重の山奥「神去村」へ無理やり飛ばされ、過疎化の進んだ村で嫌々ながらも林業で生計を立てていくという王道的な展開である。 ...続きを見る

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2009/09/07 22:23
ST 黒の調査ファイル
図書館でSTの色シリーズが数冊あって、何気に黒を選んだら、色シリーズは黒で完結だった。失敗したな、終わりから読むのはちょっと抵抗あったけど、まあ一話完結だろうと思って、そのまま読んだ。 ...続きを見る

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2009/09/02 22:15
押入れのちよ
私的に東京へ行ったとき、新幹線用に購入したのが、『押入れのちよ』の文庫本だった。荻原浩を読むのは『愛しの座敷わらし』以来だったが、この「押入れのちよ」のお話が座敷わらしと良く似たパターンのほのぼの系で、たぶんこのお話が元になって作られたのだろう。(あとがきにも書いてあった) ...続きを見る

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2009/08/29 22:20
街の灯
最近取った直木賞作品である『鷺と雪』を読む前に、シリーズ三部作である一作目『街の灯』を読んでみた。うーん、あんまりパッとしない作品だった。 ...続きを見る

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2009/08/28 22:33
ジョーカー・ゲーム
読み始めて少し意外だったのが、昭和初期のスパイ養成学校を舞台にした小説だったということ。なんだミッションインポシブルみたいな内容かな?と思ったらやっぱりミステリーだったので安心した。 ...続きを見る

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2009/08/16 22:51
f植物園の巣穴
「肝、焼ける」を推薦していた人が、薦めていた本だったけど、今度も自分には合わなかった。 ...続きを見る

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2009/08/08 22:21
肝、焼ける
中日新聞の書評に紹介されていたから、読んでみたが駄目だった。この手の女流作家は、自分には合わない。同じ匂いがする絲山秋子や山田詠美も駄目だった。 ...続きを見る

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2009/08/03 22:44
風に舞いあがるビニールシート
森絵都さんってとことん調べる人かな?ダイブしか読んでいないけど、その骨格となるお話を微に入り細に入り表現していて、読んでいて気持ちよい。 ...続きを見る

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2009/07/26 22:23
1Q84
ここ数年読んだ中では、圧倒的な文章力と知識力がすごかった。だって「平家物語」まで登場してくるのだも。この人って世界中の純文学や哲学書はもちろんのこと、古典まで読みつくしているみたいだ。 ...続きを見る

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2009/07/20 21:26
プリンセス・トヨトミ
結構、分厚い小説で万城目学とっては、今までの出した本では一番長い小説だろう。そして、鬼とかしゃべる鹿みたいなあり得ない登場キャラは一切出てこない、人間が中心とした全うな小説だろう。 ...続きを見る

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2009/07/05 22:12
わくらば追慕抄
「わくらば」を辞書で調べると、「まれに。偶然に」と書いてあった。今は亡き姉を思う妹が書き出す小説で、その美人のお姉さんが「人の記憶を見てしまう」という、朱川湊人ならではの物語。 ...続きを見る

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2009/06/27 22:19
骨の記憶
久しぶりに重厚な小説を読んだ。事実、厚みのある本だったが、読み終わって感じたことは、東京オリンピックの頃の地方は、本当に貧しかったことだ。これは「オリンピックの身代金」でも描かれていたけど、地方の貧しさとその地方の人を搾取する東京の人たちが何とも言えない構図になっている。 ...続きを見る

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2009/06/20 22:07
果断(隠蔽捜査2)
前作が面白かったけど、続編もそのままテイストとスピードであっという間に読めた。やはり、主人公の竜崎がいい味出している。前作で原理原則を貫いて、降格人事になった竜崎が、今度は所轄の警察署長として活躍するお話で、東大出のキャリア官僚的な思考を、面白おかしく描きながら、警察機構の原理原則を全うするところが、他の刑事ものとは違って、面白い。 ...続きを見る

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2009/06/13 22:25
ぐるぐる猿と歌う鳥
思ったとおりの加納朋子だったな。ほのぼのとしていて、登場人物の不安を謎解きのように解いていくのは、加納朋子ならではの本だった。すらすらと読めて、読んだ後の清涼感は何ともいえない。 ...続きを見る

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2009/06/07 21:52
TOKAGE
「隠蔽捜査」が面白かったので、今野敏の違う作品を読んでみた。「TOKAGE」とは、警視庁の特殊犯捜査係のバイク部隊を指すらしい。物語は銀行員が誘拐される事件で始まり、その「TOKAGE」の活躍が描かれるかと思ったけど、ちょっと消化不良気味だった。 ...続きを見る

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2009/05/30 22:27
おまけのこ
ほのぼの系の本だった。字面も平易で読みやすく、読み終わると癒されたね。物語は祖母が妖怪だった若旦那が、妖(あやかし)とめぐる内容で、病弱な若旦那を心配する妖怪たちは微笑ましく愉快だった。 ...続きを見る

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2009/05/23 21:45
隠蔽捜査
今野敏は初めて読んだけど、面白かった。文体も自分好みでごちゃごちゃしてなくて読み易かったし。警察ものだったけどこういう筋立ては新鮮だったな。横山秀夫や佐々木譲とは違った警察びとを描いているのも良かった。 ...続きを見る

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2009/05/16 23:16
インシテミル
ミステリの本だった。推理好きな読者には、ドンピシャな本だと思うが、自分はこの手の本は苦手だ。ミステリ本はよく読むけど、推理が好きで読んでいるわけでなく、ミステリが絡んだ物語が好きなわけで、提示された物証で犯人を当てるのは、あまり興味が無い。というか、そこで考えるというか、推理する行為自身が面倒くさい。 ...続きを見る

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2009/05/02 21:44
聖女の救済
東野圭吾もフジテレビに合わせてしまって、ガリレオシリーズに女刑事が登場したもんな。この設定は、ドラマと一緒だよな。前作の「ガリレオの苦悩」から内海刑事が出てきているみたいだけど、テレビに迎合するのもいかがなものか?と思う。 ...続きを見る

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2009/04/25 21:41
神器
奥泉は初めて読んだけど、この作品は万人受けはしないと思う。自分も何とか最後まで読めたほどで、ギリギリの線だった。最後は思った通りの終わり方というか、あそこまで大風呂敷を広げたら、こういう収拾の閉め方しかないだろうね。 ...続きを見る

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2009/04/18 21:55
ラットマン
心理学のイラストから引用されたタイトル「ラットマン」。なるほど、最後は同じ絵なのに、その前の繋がりの絵で、違って見えてしまうイラストを、うまく物語に埋め込んだ本だった。 ...続きを見る

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2009/04/05 22:49
黄金の王 白銀の王
表紙の絵と不釣り合いの内容の物語だった。硬派なお話であり、王として、上に立つものの、生き方をじっくり描いてあったので、良い意味で裏切られた本だった。 ...続きを見る

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2009/03/29 22:24
電車屋赤城
タイトルと「山田深夜」のペンネームから、てっきりコメディと思って読み始めたら、シリアスだった。読む前は「仮面ライダー電王」的なイメージを持っていたので、ある面落胆はした。 ...続きを見る

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2009/03/22 22:21
オリンピックの身代金
良質な文章は、じっくり味わいながら読んでいけるよな。さすが奥田英朗だ。最近、流行りの昭和を題材にしているけど、同じ食材を使っても料理次第でこんなにも味が違ってくるんだね。今年自分が読んだ本では、1番の面白さだった。 ...続きを見る

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2009/03/14 23:05
カラスの親指
お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指の会話は、秀逸だった。道尾秀介ってミステリーだけでなく、エンターテイメントな小説も書くこともできる作家だったんだ。詐欺師の話だったので、映画で言うと「スティング」的なハラハラ、ワクワクを体験できて、面白かったな。 ...続きを見る

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2009/03/08 21:48
悪人
分厚い本の割りには、活字はそんなに多くなかった。だからすんなり読めたというか、重いテーマにしては、あっさりし過ぎている感じがした。 ...続きを見る

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2009/02/28 21:52
サクリファイス
自分が好きなスポーツもので、個人競技の自転車なら、楽しめると思って読んでみた。が、読み始めてすぐに、自転車競技は個人しかスポットライトが当たらない団体競技だと知る。 ...続きを見る

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2009/02/21 22:28
血の冠
作家香納諒一を読むのは、確か2冊目だけど、少し足りないな。この『血の冠』も途中までは、結構のめり込めたんだけど、最後の犯人が分かったところで、尻すぼんじゃった。 ...続きを見る

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2009/02/15 22:05
銀河のワールドカップ
スポーツ系の小説は、好きだ。特に子供たちが思いっきり、動き回るのが何故か好きだ。例えば、『ダイブ』とか、『一瞬の風になれ』とか。そう言うわけで、この本も小学生高学年のサッカーチームが、思いっきり動き回る小説だ。 ...続きを見る

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2009/02/08 18:14
おそろし
やっぱり、宮部みゆきの時代劇は、読んでいて気持ちいい。スラスラ読めて、まるで音楽を聴いているように読める。この人の文体が好きだ。 ...続きを見る

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2009/02/01 22:43
ホルモー六景
前作の『鴨川ホルモー』を読んでいた方が、断然良い。続編と言うよりも、時系列的には交差している部分もあるので、未読の方は前作を読んでね。一応、プロローグがあって、「ホルモー」とはなんぞや?的な会話が安部と高村の会話があるには、あるんだが。 ...続きを見る

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2009/01/25 21:36
ゴールデンスランバー
ビートルズの曲がタイトルになっている小説。自分にとってビートルズは、過去のアーティストだよな。学生の頃は、洋楽ファンだったけど、敢えてビートルズには、はまらなかった気がする。レッドツェッペリンやディープパープルを聴いて、プログレに向かっていたし。 ...続きを見る

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2009/01/24 23:29
誘拐
読み始めると、この小説は「復讐もの」なんだなと分かるけど、銀行からの仕打ちで何もかも失った主人公が、何故総理の孫娘を誘拐することで復讐になるのかが、この本のミステリーというか、ミソだね。 ...続きを見る

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2009/01/17 21:47
イノセント・ゲリラの祝祭
田口・白鳥シリーズの最新作『イノセント・ゲリラの祝祭』を読み終わった。分量も内容も軽めで、抵抗無く、スラスラ読める。テーマは、海堂尊がずっと言い続けているエーアイを使った死亡診断。その作者の気持ちがヒシヒシと伝わってくる作品となっている。 ...続きを見る

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2009/01/10 22:55
目薬αで殺菌します
午前中、床をワックス掛けして、昼寝した後に、読み始めたら、夕ご飯の前には、読み終わった。一体、何なのかなー?この本は。新幹線で読むような本なのか? ...続きを見る

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2008/12/30 21:11
鹿男あをによし
馬鹿馬鹿しいけど、あっという間に読んでしまった。自分は、結構この手の話は、好きだ。軽くて、重厚さのかけらも無く、スイスイと読んでいける。 ...続きを見る

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2008/12/28 21:27
ツバメ記念日 季節風 春
重松清の作品が好きな人と嫌いな人との違いは何だろう?好きな人も、読み続けていると、重松清の作りに、飽きてしまう事はないのだろうか? ...続きを見る

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2008/12/27 23:08
越境捜査
面白かったー!出世から外れた警視庁の刑事が、警察内の犯罪を暴く、痛快な刑事物の本だ。読み終わった後のスカッとした爽快感と満腹感で満足したな。 ...続きを見る

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2008/12/21 21:26
螺鈿迷宮
バチスタシリーズの、黄、青、赤である三部作の番外編になると思われる本だ。海堂尊の初期の作品では、見逃していた本だった。でも改めて読んでみると、今の作風よりは、気負いすぎていて、どこか、大げさな感じがする。 ...続きを見る

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2008/12/15 21:58
恋する組長
あまりにも『聖家族』が、自分には重すぎて難解だったから、軽めの本を選んだのが、この『恋する組長』だった。最近は笹本稜平がちょっとしたマイブームだしね。 ...続きを見る

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2008/12/07 22:44
聖家族
だめだ。何を書いているのか?何を言いたいのか?何が良いのか?まったく分からなかった。まるで、現代美術を見ているようだった。それなのに、あんな分厚く、2段組の本を、分からないまま、フラストレーションを溜めながら、最後まで、俺は読んだ。読み出して四分の一以降は、意地で読んだぞ。 ...続きを見る

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2008/12/06 23:15
グリズリー
『還るべき場所』が良かったので、笹本稜平の他の作品『グリズリー』を読んでみた。この作品も知床の山がちらっと出るけど、笹本稜平って、自分でも山を登るんだろうなー、好きなんだろうなーと思った。 ...続きを見る

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2008/11/22 21:25
黄金旅風
この前、飯嶋和一の『出星前夜』を読んで、すごく良かったので、『黄金旅風』を読んでみた。『出星前夜』にも脇役で出てきた末次平左衛門が主人公の本なんだが、『出星前夜』に比べると、統一感がないというか、スケールが小さいというか、すごく期待していた分、ちょっとがっかりだったな。 ...続きを見る

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2008/11/15 21:13
還るべき場所
山のお話だった。独特の雰囲気が山の物語はあるな。特にこの本は、自分の知らない登山が詳しく書き込んであって、新鮮だった。笹本稜平自信も結構、山を登っているのだろう。臨場感あふれる文面だったし、特に最後の方は、読むのが止められなく、一気に登っていく感じが、気持ちよかった。 ...続きを見る

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2008/11/07 23:09
出星前夜
図書館で借りるとき、本の分厚さとびっしり並んだ文字に、すごく迷ったが、そんな本だからこそ、今の自分に合うと思って、借りてみた。そもそも飯嶋和一の本を読むのも、初めてだったが、選んで正解だった。特に分厚い本で感動すると、なんか達成感を味わえて得した気分になる。 ...続きを見る

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2008/11/02 22:31
誘拐児
第54回江戸川乱歩賞受賞作を読んだ。この賞の受賞作品は外れが少なく、楽しめる本が多くて、選ぶのに助かる。今回も良かったし。物語は終戦直後の混乱期の誘拐で始まる。そして、その15年後のある殺人事件が起きたとき、二つの事件が結びつく。 ...続きを見る

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2008/10/25 23:24
ひかりの剣
チームバチスタからファンである海堂尊の新作を読んでみた。医学生を舞台とした青春ものの小説で、やたら難しい四文字熟語が出てきて、読むのに閉口した(笑)。例えば、「獅胆鷹目(シタンヨウモク)」とか。意味は外科医の心構えを示した言葉で、獅子のように強い意志と鷹の様な鋭い目を持って・・・ここで小説では説明が終わるけど、残りの意味は「女性の手のようにしなやかに行うべし」を、敢えて触れられていない。 ...続きを見る

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2008/10/19 18:11
映画篇
面白かったあ!久々のヒット!ヒット!ヒット!表紙を開くと、鉛筆で書かれたオードリー・ヘップバーンの絵が、あの有名な映画のポスターの絵が、出てくる。その暖かい絵を見てから、読み始めるので、温かい内容の小説かと思ったら、初っぱなは結構重たい感じのストーリーから始まる。 ...続きを見る

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2008/10/07 23:23
裏切り涼山
久方ぶりに時代劇ものを読んでみた。「黎明に叛くもの」以来1年ぶりだ。痛快娯楽時代劇って感じで、キャラクターの重い主人公が、ハラハラ、ドキドキと活劇するお話。 ...続きを見る

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2008/09/28 16:48
クローバー
女と男の双子のお話で、それぞれの大学に通うため、二人で下宿しているところから、物語は始まる。そして姉の華子から弟の冬冶へと徐々にお話がシフトしていくけど、姉の恋愛と弟の恋愛が、それぞれ影響しながら進んでいく。 ...続きを見る

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2008/09/21 21:49
ステップ
これは、まるでアドベンチャーゲームだった。最初はハードボイルドだと思ったら、あっけなく主人公が死んでしまって、またセーブしたところから、始まる感じの小説だった。 ...続きを見る

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2008/09/14 21:28
夜は一緒に散歩しよ
第1回『幽』怪談文学賞の大賞作品で、選考委員に京極夏彦も入っている、怪し系の本だ。妻と死別した怪談作家が、その一人娘の奇妙な行動に、戸惑いを感じ始めていた。 ...続きを見る

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2008/09/03 22:42
変身
嶽本野ばらの本を初めて読んでみた。朝起きたらハンサムになっていたから始まる小説で、ハンサムになってもオタクはオタクというコンセプトの内容だった。 ...続きを見る

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2008/08/31 21:44
幽談
八つの不思議な短編が集まった本なんだけど、それそれのお話を読み終わると、それで何?で?だからなんだよー!ちょっとそのまま終わるなー!と叫んでしまう本だね。 ...続きを見る

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2008/08/27 22:29
仏果を得ず
文楽のお話で、普通は読まない題材ではあったけど、三浦しをんの作品だから、読んでみた。だいたい今まで生きてきて文楽との接点は全くないし、見たいとも思わなかった。それが、好きな作家がその題材で小説を書くことによって、文楽と出会うなんて、人生はわからんもんだ。 ...続きを見る

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2008/08/22 23:48
小説『スカイ・クロラ』
映画を2回見たから、もう一度小説の『スカイ・クロラ』を読んでみた。8年前は図書館で借りたけど、今回は函南が表紙になっている文庫を買って読んだ。 ...続きを見る

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2008/08/17 22:46
エヴリブレス
『パラサイト・イヴ』からファンかな。ほとんど瀬名秀明は読んでいる。その中でも『あしたのロボット』が好きだ。今回のエヴリブレスという題名からは、どんな物語か想像できなかったけど、その意味は「生物の定義」と言っていいかな? ...続きを見る

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2008/08/14 23:24
愛しの座敷わらし
「座敷わらし」と出会えるといいな。でも、岩手にしか会えないから無理か。この辺りは「いわな坊主」ぐらしか出てこないけど。こういうほのぼの系の本を読むのも、何かホッとして気持ちがいい。 ...続きを見る

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2008/08/10 23:05
夜想
大切な人を亡くした悲しみは消えることができるのだろうか?妻子を目の前で亡くした主人公の男性が、最後には自分の生き方を見つけていく物語。 ...続きを見る

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2008/08/04 22:23
ジーンワルツ
海堂さん、厚生労働省こと官僚の悪口多すぎ。医者として現場の医療を携わるものとして、今までの官僚からの仕打ちに、よっぽどのことがあったことは、この本を読めば理解できるけど、小説としてみると、目立ちすぎて、論点がずれて読んでしまうよ。 ...続きを見る

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2008/07/27 20:00
図書館戦争
普通ではあり得ない設定だけど、それを詳細なディテールでカバーして、さもありそうな物語にしている小説だ。しかし、この荒唐無稽さを受け入れるのには、歳を取りすぎたのかも知れない。 ...続きを見る

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2008/07/22 23:20
喜びは悲しみのあとに
『胸の中にて鳴る音あり』を読んで、他の上原隆の作品を続けて読んでみた。この手の作品をルポルタージュと言うらしいけど、今回は初期の作品で、出来としては『胸の中にて鳴る音あり』の方が完成度が高かった。 ...続きを見る

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2008/07/13 22:16
ほんとうか?
『魍魎の匣』がアニメ化される。一瞬、まさかと疑ったけど本当らしい。どの局で、いつから放送されるかはまだ未定だけど、キャラクターのデッサンは、仕上がっている。 ...続きを見る

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2008/07/10 22:22
胸の中にて鳴る音あり
1話目の「東大の時計屋」のページをめくっていくと唐突に終わる。そんな短いお話が詰まったインタービュー形式の本だ。こういう形の本を読むのは、あまり無かったので、新鮮だったし、ちょっと衝撃を受けた感じ。 ...続きを見る

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2008/07/06 21:25
いっぺんさん
不思議なお話が集まった小説。ベースはすべて怖い話なんだけど、それぞれのお話にはホッとしたり、おかしかったり、切なかったりする。まさに朱川湊人的な裏切らない作品だ。 ...続きを見る

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2008/06/30 21:45
クレイジーボーイズ
楡 周平は初めて読んだ。そこそこ分厚かったけど、文章は読みやすく、抵抗なく楽しめる作品となっている。学生である主人公が前半と後半でガラリと変わるのだが、ストーリーも前半は社会派的な展開で、後半はエンターテイメントに徹している。 ...続きを見る

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2008/06/22 23:55
愛の挨拶
本岡類の『愛の挨拶』を読んだ。良い意味で予想が外れた本で、面白かった。初っぱなに主人公の奥さんが亡くなってしまうのだけど、奥さんと一緒に合奏するため、主人公の仁科は教室でピアノを習っていて、その曲目がエルガーの「愛の挨拶」だった。 ...続きを見る

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2008/06/15 17:54
回転木馬
『観覧車』の続編だけど、主人公「唯」が失踪した夫「貴之」を探すお話で、その経緯が書かれている。しかし、文体とか構成とかは別物の本と言って良いほど違っている。だから、単独で読んでも理解できる作りになっている(あとがきにも書いてあった)。 前作は何というか、初々しさが残った文体で短編が連なるのだけど、続編の『回転木馬』は、プロになった文体で一気に書き込んだ中編の仕上がりとなっている。 ...続きを見る

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2008/06/08 21:42
観覧車
カミさんが柴田よしきの『回転木馬』が切なすぎると何回も言っていたので読もうとしたら、「それは続編だからまずは『観覧車』から読め!」と言われたので素直にそれから読んでみた。 ...続きを見る

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2008/06/01 21:58
有頂天家族
読書好きの奥様板には、あまり評判は良くなかったが、世間一般には評判が良さそうだったので、読んでみた。うーん、タヌキを題材にしたこの弾け方は、微妙だ。有り体に言えば、古典的な設定に斬新さが無いってところか。 ...続きを見る

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2008/05/26 21:27
警官の血
2008年度版のこのミスで第1位を取った作品。なかなか図書館では借りられなかった本だったけど、タイミング良くゲットできたので読んでみた。 ...続きを見る

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2008/05/18 21:21
死神の精度
久しぶりに伊坂幸太郎に出会えた本だった。伊坂、伊坂だよ、やっぱり伊坂の作品だった。なかなか図書館で借りられなくて、悔しい思いをしてきたけど、待った甲斐はあったな。 ...続きを見る

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2008/05/13 22:27
武士道シックスティーン
剣道を舞台にした青春少女もののお話。斬るか斬られるか、愛読書は武蔵の「五輪書」、そんな一本調子の女の子が、ライバルと出会って自分自身を見つめ直すお話である。 ...続きを見る

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2008/05/11 20:22
青い鳥
どもりを持つ非常勤講師のお話。重松清は心を描く作家だ。だから、立て続けに読むと心がくたくたになるので注意が必要だ。今回も自分の心が分からない生徒たちが出てくる。どもりを持つ先生は、生徒たちに大切なことを伝えるため、いろんな学校へ赴任する。 ...続きを見る

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2008/05/05 23:36
ブラック・ジャック・キッド
オヤジ世代だったら、たぶん最低1回は読んだんじゃないかと思うブラックジャック。自分も子どもの頃、少年チャンピオンで連載されていたブラックジャックを読んでいた。 ...続きを見る

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2008/04/27 20:58
シリウスの道
阿呆なことや嫌らしいことなど考えて、煩悩にさいなまれると自己嫌悪に落ちてしまう。そんな時、面白い本と出会うと気持ちがリセットされて、煩悩のループから脱出できることがある。 ...続きを見る

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2008/04/20 18:04
きつねのはなし
『太陽の塔』や『夜は短し歩けよ乙女』のような森見登美彦の独特な作風ではなく、普通の文章だった。舞台は相変わらず、京都ではあるが、内容は「世にも不思議な物語」風の物語で、普通だった。 ...続きを見る

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2008/03/30 18:03
ベルカ、吠えないのか?
古川日出男の本を読むのは、『アラビアの夜の種族』以来2冊目。この人の小説は、オタク的な知識がいっぱい詰め込んである、詳細な本だ。ストーリーも安直でなく、計算尽くされた感のある内容だと思う。 ...続きを見る

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2008/03/24 22:08
医学のたまご
チームバチスタの海堂尊が、子供たちに向けて書いた本だろうけど、大人が読んでも面白かった。横書きの小説にはじめは戸惑うが、中二の主人公がひょんなことから、あの東城大学医学部に進級してしまうドタバタコメディで、あっという間に読み終えてしまう。 ...続きを見る

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2008/03/16 21:45
警察庁から来た男
『うたう警官』の続編。道警の不正を告発してから8ヶ月、表面上は浄化されているように見えていた道警だったが、そこに警察庁から監察官藤川がやってくる。また道警に組織ぐるみの不正があるのだろうか。 ...続きを見る

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2008/03/12 21:55
少年検閲官
今、自分たちが生きている世界の設定ではなく、作者が作った世界の設定で起きるミステリのお話。その世界は、書物が禁止された世界。人々は検閲されたラジオからの情報のみで生きている。犯罪行為が記されている書物を禁止することにより、犯罪そのものを無くそうとした世界。 ...続きを見る

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2008/03/02 21:35
赤い指
まいったな。東野圭吾って、いつも読者の心を揺さぶってしまう。特に親子の話をこの人に書かせたら、もうどうしようもなく切なくなってしまう。『秘密』『トキオ』そして『赤い指』。 ...続きを見る

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2008/02/23 22:04
クライマーズ・ハイ
『クライマーズ・ハイ』が映画化される。NHKでドラマ化されたけど、佐藤浩市の悠木役は良かった。原作を壊していなかった。このクライマーズ・ハイは、日航ジャンボ機墜落事故を舞台に、主人公の地方紙の記者と親友、息子、そして新聞社内の葛藤を、悲惨な墜落事故を通して、何のために生きるかを問うている。 ...続きを見る

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2008/02/19 23:30
うたう警官
実際に起きた北海道警裏金事件をモチーフに、書き上げた作品のようだ。佐々木譲を読むのは、『制服捜査』に次いで2冊目で、今回も北海道警を舞台にした刑事物だ。 ...続きを見る

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2008/02/16 21:31
首無の如き祟るもの
舞台は田舎の旧家、そこには昔からの怖い伝承、首無しが絡む言い伝えがあり、戦前終戦後と殺人事件が起きる。現場には首のない死体が横たわる。・・・とドロドロした背景に、昔からの言い伝えを猟奇的殺人に見立てて、お話が進んでいくミステリです。 ...続きを見る

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2008/02/09 21:51
名もなき毒
私が読んだ書評には、「宮部みゆき」にしては、評価の低いことが書いてあったけど、自分は面白く読めた。やっぱり、「宮部みゆき」の本は、読みやすいのが良い。この『名もなき毒』は、新聞に連載された小説だから、各パートがコンパクトにまとまって、さらに読みやすくなっている。 ...続きを見る

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2008/02/02 16:52
悲しき人形つかい
久しぶりのSF小説を読んだ。軽めの内容で、出だしのホーキング博士のための研究までは良かったけど、それがなんで黒澤明の「用心棒」になっちゃうんだろう。元々SFは荒唐無稽なものだけど、それを本当にあるような、将来そうなっても不思議ではない構成で描いてほしいのに、展開がリアリティのないまま終わってしまった。 ...続きを見る

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2008/01/27 21:51
ブラックペアン1988
海堂尊の東城大学医学部シリーズの番外編と言ったらいいのだろうか? 今から20年前の若き日の高階病院長や、実習生として田口、速水、島津の3人がちょこっと出てきて、読者をニンマリさせてくれる。 ...続きを見る

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2008/01/22 23:07
ジェネラル・ルージュの凱旋
『ナイチンゲールの沈黙』と同時進行で進むもう一つのお話です。東城大学病院に、伝説の歌姫が入院し、一つの殺人事件が起きた頃、救命救急センター部長速水の収賄疑惑が持ち上がる。 ...続きを見る

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2008/01/13 22:17
制服捜査
駐在所の巡査を通して、田舎の人間関係を犯罪から描いている。6000人ぐらいの小さな町で5つの事件がおきるが、田舎故に閉鎖性から生まれてしまった人間のエゴを鋭く突いている。 ...続きを見る

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2008/01/05 22:23
鴨川ホルモー
題名と出版社に戸惑う本だ。「産業編集センター」から出版された本なんて今まで読んだことはない。どんな会社かと思って、ホームページを見てもよく分からない。広告会社みたいだけど、紙とネット媒体を使った企業のPR会社らしい。 ...続きを見る

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2008/01/04 23:07
今年読んだ本のベスト3は!
今年は52冊本を読んだけど、その中で今年のベスト3は、『風が強く吹いている』『一瞬の風になれ』『チーム・バチスタの栄光』にしたい。後、一つ選ぶとしたら『ダック・コール』だな。 ...続きを見る

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2007/12/30 17:28
ナイチンゲールの沈黙
『チーム・バチスタの栄光』が面白かったので、海堂尊をまた読んでみた。この人って才能があって、賢くて、読書好きにとっては、羨ましくなる作家だ。 ...続きを見る

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2007/12/29 23:02
幻世の祈り
「その人が嫌い」と思う初体験は、たぶん親に対してだろう。子どもが駄々をこねている時は、たぶん「お母さんなんて大嫌い!」「どうしてお父さんは僕の言うことを聞いてくれないの!」と思っているはずだ。 ...続きを見る

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2007/12/22 22:50
走ることについて語るときに僕の語ること
カミさんは村上春樹が苦手だ。2ちゃんねるでも嫌いな人は嫌いだな。自分は好きだ。村上春樹が書く文章が好きだ。読んでいるとすっと文章が自分の中に入ってくるのが良い。 ...続きを見る

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2007/12/17 22:43
チーム・バチスタの栄光
今年読んだ中で3本の指に入るぐらいの面白さだった。久しぶりに惹きつけられる文章、かっこいい文章、へえーこんな言い方があるのかと思う文章、考えさせられる文章、思わずノートにメモってしまった文章、本当に面白かった。 ...続きを見る

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2007/12/15 22:09
幻夜
魔性の女にたぶらかされた男たちの物語。白夜行の続編とも噂される『幻夜』。その女に取り憑かれてしまったら、夜にしか生きられなくなってしまう、怖い話なんですが、すごく読者も魅入られてしまうので、注意が必要ですね。 ...続きを見る

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2007/11/23 22:49
坂本龍馬の誕生日で命日
今日が、龍馬の誕生日で命日だった。『竜馬がゆく』を読んで以来、ずっとあこがれの人で、目の前にはポスターが貼ってある。そんな日に落ち込んでいても仕方がないな。それも単純なミスだったけど、大きなミスだったもので。 ...続きを見る

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2007/11/15 22:29
白夜行
「切り絵」でつながった関係が、最後は「切り絵」に使った鋏で切れてしまう。大人たちの欲望が子どもたちを傷つける。その憎しみが子どもたちの関係に加わった時、女の子は仮面を被り、男の子は昼は歩けない夜に生きる『白夜行』となっていく。 ...続きを見る

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2007/11/06 22:32
ダック・コール
9冊の本しか残っていない稲見一良の代表作の一つ。とにかく、「かっこいい」「しぶい」「ぞくぞくとする」「余韻が浸れる」「男臭さを感じる」「哀愁が漂う」「硬派」「誇り」「少年への想い」そして、ページを閉じた後、飲むコーヒーは美味しくて切ない。 ...続きを見る

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2007/10/28 22:29
魍魎の匣
魅せられることは、このことを言うのだろうか? はじめて京極夏彦と出会った本だ。インターネットが今のように当たり前ではなかった頃、趣味がパソコンと言ったら「オタク」と間違えられた頃、ネットサーフィン(死語だね)をしていたら、『魍魎の匣』の感想が飛び込んできた。 ...続きを見る

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2007/10/22 23:09
重力ピエロ
カミさんは、伊坂孝太郎が合わなかった。自分は、これがきっかけで『砂漠』あたりまで読んだ。すっと読める文章、だけど重いテーマ。謎解きも入っていて、一つ一つの文体が読んだ時の自分に合った。 ...続きを見る

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2007/10/19 23:33
恋恋蓮歩の演習
『すべてがFになる』を読んだ時の衝撃は、忘れられない。当時は「理数系ミステリ」って言われてたと思う。トリックと犯人の動機に、ゾクゾクとした。森博嗣に、はまった瞬間だった。 ...続きを見る

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2007/10/17 22:24
森見登美彦をテレビで見た
電脳コイルの前の番組「ビタミンETV」で、森見登美彦氏が「トップランナー」に出るのを知ったので、見てみた。ちょうど『太陽の塔』を読み終えたばかりだったし。 ...続きを見る

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2007/10/09 23:19
太陽の塔
一度、この文体に馴染めず挫折したけど、再度読んでみた。森見登美彦の『太陽の塔』。このミスの文庫版で、文庫オブ・ザ・イヤー2007第一位の作品だったことと、『夜は短し歩けよ乙女』を最近読んで、何とかこの文体に追いついて行けそうと思ったので。 ...続きを見る

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2007/10/07 19:57
孤宿の人
宮部みゆきの時代劇を読むきっかけとなった小説。『あかんべえ』『ぼんくら』『日暮らし』と時代劇の長編は、面白い。 ...続きを見る

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2007/10/02 23:10
燃える地の果てに
逢坂 剛をはじめて読んだ小説。読み終わった時は、本を読んでいて良かったとつくづく思った。映画では表現できない本ならではの臨場感、ハラハラドキドキ感、ロケーションの広さ、そして最後の男達の再会・・・。痺れてしまった。 ...続きを見る

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2007/10/01 22:48
13階段
『幽霊人命救助隊』が良かったので、高野和明の代表作『13階段』を読んでみた。この人は、「死」に対するテーマを真正面から取り組んでいる。特に「殺人」という罪に対して、答えがどこにあるのか探している。 ...続きを見る

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2007/09/30 22:25
黎明に叛くもの
読書好きになったきっかけは、司馬遼太郎の歴史小説。その他にも、山岡荘八の戦国物や、吉川英治の三国志もワクワクしながら読んでいった。 ...続きを見る

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2007/09/23 17:41
スカイ・クロラ
スカイ・クロラ (中公文庫) 6年前に読んだ本だ。その本を押井守が映画化する。スカイ・クロラと押井守か。これは合いそうな気がする。ミステリとはまったく違う森博嗣の小説。(その他に「女王の百年密室」も同じにおいがする小説) ...続きを見る

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2007/09/21 21:50
あらすじで楽しむ世界名作劇場
今週の月曜日午後7時から、所さんの司会でやってたけど、よくゴールデンで流せたよね。有名なのに、たぶん一般の人はそうは読んでいない、世界の名作をタレントを使って、あらすじを追っていく。 ...続きを見る

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2007/09/20 21:51
幽霊人命救助隊
真っ向勝負の生と死の狭間を扱った本です。失敗した時、つまらない仕事をやる時、人に嫌われた時、いじめられ時、思いどおり行かない時、寂しい時、責任が果たせない時、病気で苦しんでいる時、未来に絶望しかない時、そして死のうと思った時、絶対読んでほしい本です。 ...続きを見る

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2007/09/19 23:05
花まんま
頭全体がボーとしていて、頭痛のちょっと手前の気分。やる気なし、辛抱なし、思いやり半減した状態。そんな時は、この本を読むと良いかもしれない。6編の短編が詰まっています。 ...続きを見る

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2007/09/09 17:42
クローズド・ノート
この間、モレラの中の東宝シネマズをぶらり寄ったら、クローズド・ノートの映画が9月に公開とのこと。うーん、映画化ね。あの物語を映画化するとなると、リュウ役の人は最初から、顔が出るのか? 出ちゃったら、最後の部分が拍子抜けする。 ...続きを見る

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2007/08/30 21:47
インド式計算ドリル
休みの日には、何もせず「ボー」としていることがあって、月曜日を迎えると後悔してしまう。無駄な休日を過ごしたなと。 ...続きを見る

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2007/08/27 22:09
陰陽師 夜光杯ノ巻
夏バテ気味には、いつもの軽めの食事が良い。こってりした本が読めない。そんな時はこれかな。「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。 ...続きを見る

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2007/08/26 18:19
鈍感力と総集編とわざとらしい
小泉さんがきっかけだったらしいけど、「鈍感力」って何でベストセラーになったんだろう。すぐ読めるけど、過去に渡辺淳一自身が書いたネタも使い回ししているし、お気軽な本だった。 ...続きを見る

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2007/08/25 23:40
つむじ風食堂の夜
時々、さらりとした小説を読みたくなる。重厚な長編小説も良いし、ミステリーも良いんだけど、もちろん軽快な面白い小説もOK。だけど、そんな小説ばっかり読んでいると、胸焼けする時がある。 ...続きを見る

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2007/08/23 22:22
人間失格とDEATH NOTE(デスノート)
太宰治の「人間失格 (集英社文庫)」の表紙に、デスノートを書いた小畑健のイラストにしたら、すごく売れているとのこと。 ...続きを見る

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2007/08/17 23:59
夜は短し歩けよ乙女
この文体、読み手にとって好き嫌いがはっきりする文体だと思う。どうも、自分には合わないながらも、最後まで読んだ感じ。所々笑ったりしたけど、ごく簡単なことを小難しく書くことによって、笑いを誘っている文体なんだろう。 ...続きを見る

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2007/08/11 22:47
夜のピクニック
本屋さんが選ぶ大賞のなかでは、一番好きかな、次に同じぐらい好きなのが「一瞬の風になれ」、次は「博士の愛した数式」(「フェルマーの最終定理」の方が数式をもっと愛せますよ)、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(これって、比喩表現はうまいけど、他の3冊と比較して、センテンスは惹かないと思う) ...続きを見る

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2007/08/03 22:41
前巷説百物語
前巷説百物語 (怪BOOKS) まるで落語を聞いているような流れる文章、自分も又市のようにしゃべれたら、さぞかし気持ちいいと思うだろう。京極夏彦は、言葉にすごいこだわり(美意識)を持っていて、読んでる人を文章で酔わせる術を持っている。 ...続きを見る

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2007/07/23 22:42
DIVE!! ダイブ
DIVE!!〈上〉 「風が強く吹いている」「一瞬の風になれ」と読んで、森絵都の「DIVE!!」と来た。スポ根つながりの王道ですね。この本も一気に読める青春ものの小説です。「風が強く吹いている」はコメディをベースに、文章のうまさとレースの展開が絶妙な小説。 ...続きを見る

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2007/07/15 22:33
サウス・バウンド
サウス・バウンド こんなクラシカルな左の人が今時いるのかと思うぐらい、ハチャメチャなお父さんが出てきます。そんな左側の親に翻弄される子どもたちが、可哀想なんだけど笑えます。両親の考えと世間とのギャップに気づいて悩む子どもたちが、必死に自分で考えるところが泣かせると言うか笑えます。 ...続きを見る

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2007/07/04 22:21

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