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<<   作成日時 : 2010/06/20 23:28   >>

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う、上手い。スッと入ってくる読みやすい文章と新たな楽しみ方を読者へ示した構成にうなってしまった。一見短編に見えてそれぞれの章が伏線となって最後に解決するのだけれども、その伏線もおざなりではなく逆に丁寧に描かれていて加賀刑事の優しさが全面に出ている作品だ。

ほんと、東野圭吾って上手いよね。最初から読みやすくて安心して読めるし、謎解きも押しつけがましくないし、かといってそれがなければ、こんなに読者をうならせることは出来ないしね。

しかしながら、加賀刑事ものは「赤い指」に続いて2冊目だけど、良いよね、絶対良いよ。加賀刑事の優しさがたまらなく良い!

ミステリーを何年も読んでいくと、単純な犯人当てものは、どうも技術ばっかりが目立ってきて、面白みを感じなくなってくる。何というのか深みがないと言うのかな?

それが東野圭吾にかかると、犯人当てよりも事件を解決する方に軸を置いてあって、そこには生身の刑事とその事件に関わった人との関係を、ロケーションに合わせてさらりと深く描いているのが心に打つんだな。

こんな面白い原作を、TBSのドラマは予想通りぶっ壊していたね。しかし、なんで原作を映像化するとほとんど原作の良さを壊すな。本当に制作者は原作を読んでいるのかといつも疑うけど。

東野圭吾の原作を変更してまで、それ以上の作品を作ることが出来ると、本当に制作者が思っているとしたら、おめでたいとしか言いようがない。

原作を読み終わったので、今日の最終回だけを見たけれども、読者にとっては最悪のドラマだった。



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2013-08-09
東野 圭吾

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