カラフル

映画では真の性格が唐突に変わっていくのが戸惑ったけど、小説を読んでやっと真の気持ちを自然に受け入れたね。だけど母の不倫に好きな子の売春って凄い設定なのに児童書なんだな。これを10代へ読ませる森絵都さんに脱帽。だけどどんな世代だってどれがほんとの色だかわからなくて、どれが自分の色だかわからないから良いのかも。

本当にたまげた設定というか、こんなこと目撃したら立ち直れない設定から物語は進んでいく。でも「ダイブ」から森絵都さんを好きになった読者から見れば、引いてしまうかも知れないが、その他の作品を読めば、こういう設定もありだと思う。

でもやっぱり児童書にはぶっ飛んでる設定かもなー。

だけど10代の頃って、こういうどろどろした関係には一番敏感だろうし、文学的にもこういう設定は普通だろうし、大作家と言われる先生も実体験しているしな。

それでも森絵都さんは10代に以下のメッセージを書いている。
人は自分でも気づかないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。
この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはみんないつも迷っている。
どれがほんとの色だかわからなくて。
どれが自分の色だかわからんくて。

やっぱりこの本は凄いや。



カラフル (文春文庫)
文藝春秋
森 絵都

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